風邪をひいて入院したいと思っても風邪を引かないのであるの巻き

2023年6月 6日(火)   kumanoayu


写真① 紫陽花が咲き出しました〈23.06.06 高槻市内で写す〉


 自分の食事は自分で準備している。材料の仕入れ、購入に始まり、台所での食材の加工に調理全てである。大したものや、ご馳走を必要としているわけでは無いので大きな問題でもないし、今では苦にも思ったことが無く、むしろ少し楽しみながら淡々と処理している。
いずれいつの日にか突然自分のことは自分で処理しないといけない境遇が舞い込んで来るかも知れないと思えば、突然慌てふためくよりも、良い変身導入となって肯定される事象ではないかと思っている。


一番の後押しは若かりし時間勤務体制でバリバリ頑張っていたころ、単身赴任を経験した時に培われた経験がものを言っているのではなかろうかと思う。
その時は偏った食事で栄養失調にならないこと、軽い病気でも熱などが出たらだれも看病してくれるものがいないので、これは避けないといけない。しっかり食べるものは食べて健康第一に努めないといけないと決意して臨んでいた。


もしも寝込んだらたちどころに食い物に見放されて治る病気も治らないではないか!細心の注意を払って食生活に注意したことで、自分の身は自分で守るという強い心が形成されたのではないかと思っている。


写真② 名神高速道路法面緑地帯も生い茂った雑草などの刈り取りや剪定作業が終わり見栄
    えよく清涼感が感じられます。
    手前は市道の側道ですが、緑地帯は雑草が夏の暑さで成長著しい様相をいかんなく

    発揮しています。      (23.06.06 高槻市内で写す)


昼は勤務先で食事が可能、仕事柄外出や出張で数日間他府県に出向く機会も有り、美味しい外食で過ごすこともあり、食生活そのものについては当初心配していたほどでもなく、そのうち単身生活も悪くないなと鼻歌まで出て来るように変化してきたことで有る。


ところがある時、風邪にかかって2,3日休みを余儀なくされた時はたちどころに食事に困ってしまうことになった。道路の向こうには行きつけの「王蘭」と言う中華屋さんがあったが、寝ている身とあっては出るに出られず、住まいの裏手にあった大きな総合病院に入院することを決意して電話したところ、たまたま勤務先の健康管理などをお任せしている取引関係にあるとかで、婦長さん自ら迎えに来て下さったことを記憶している。大事にして頂いておかげ様で2,3日の入院で回復した。しかし帰りは自分ひとりでとなりの住まいまで歩いて帰ったことを思い出す。


写真③ 高槻市内で見かけたきれいな花(名前は知りません) 23.06.04 写す。


8時間勤務を終える年ほど前までは「えらいさん」がやってくれていたが、それが終わって在宅時間が増えたころから自然とお鉢が回って来たように記憶している。
最も食事と言っても大したご馳走を必要としないので、不慣れな調理全て自分でと言っても、その内容は大したことでは無いと思っている。
基本食としている。朝と夕のみで、昼食は取っていない。
時間勤務から離れたので格別必要としないということと、下手な太り過ぎに陥ることを警戒することによる自己管理、自分の意思で感情、思考、行動を セルフコントロール (英:self-control) しているつもりである。


大半は「野菜サラダ」たくさん食べて主食と言われるものは、ご飯は殆ど食べない。食パン半切れ程度に牛乳、コーヒー程度である。
それでいて風邪をひいて入院したいと思っても有りがたいことにあれから、うん十年と風邪をひいたことが無いのである。
                                   (おわり)