教育の貧困、文化の貧困、家庭教育の貧困、科学する心の貧困 について考えるの巻き

のんびりと散策しかしそこで見たものは!


2022年11月26日(土)  kumanoayu


写真① 秋空のもと落葉樹の色づきが進んでいます。快晴の空と落葉樹の色づきを写しまし
     た。ご鑑賞下さい。kumanoayuの眼です。


 26日(土)高槻市摂津峡桜公園界隈では、朝のうちはいっとき少しお湿りがあったようです。外に出ると地べたが少し濡れていました。
午前中は我が家の恒例の食料品買い出しが有るので、散策スタイルの半袖はやめて薄手では有るが長袖ウエアに同じく薄手のジャンバーを羽織って出かけた。


ところがその頃になると雲はうっすらと有るものの、それ以外は快晴の青空、風は全く頬を過ぎること無し、太陽はさんさんと大地を照らす絶好の散策日和、用事を済ませて早く恒例の場所に向かいたいはやる気持ちを抑えて、嫁のアッシーを務めた(少し旧い表現でしょうか!?)


写真② またも「皇帝ダリア」の登場です。秋の空を背景にきれいに化粧した良いほほ笑み
    のお顔は何度でも撮影したくなります。ご鑑賞下さい。


 急いで帰宅して安威川に向かうことになったが。いつもの半袖に着替える時間がもったいないのでそのまま飛んで出向くこととなった。本当にお金で買えないほどの良い秋晴れでありました。しかし散策にとっては、やはり暑苦しく感じてしまい失敗しました。


写真③ 西河原橋付近の河川の法面、堤防側の法面はきれいに刈り取り、剪定などの
    作業が終わってきれいになりましたが、この河川側法面は手つかずのままです。


 このブログですでに報告させて頂いていますが、この夏の終わりごろから初秋にかけて、生い茂っていた雑草類の類が綺麗に刈り取り、剪定、除去作業によってきれいになり、散策が一層快適な環境に戻りました。しかしこの河川側法面に生い茂った樹木、雑草類は手つかずのままになっています。大阪府か茨木市の管理管轄か、どちらなのか我否明白。
この状況に、あるボランテイアのgentleman が立ち上がったのです。11月24日にこの場所を通過した時、かなり大きく成長した雑木を撤去すべく、一人で奮闘されていました。のこぎり、ハンマー、それに大きなツルハシも持参されています。この時は既に大きな枝や小さな
枝の類は切り払われていて、残った木の根元近くを相手にツルハシを振るっておられました。私は思わず声をお掛けしてその労をねぎらいました。


写真④ 西河原橋の左岸付近の河川の法面に根を下ろしていた相当大きな立ち木雑木は
    ご覧のように切り株を残してきれいに切り取られました。足場が傾斜法面で不利な
    環境で有るところにかてて加えて、この雑木は木柱の密度が細かく、ノコギリの刃
    に樹液がすぐにくっ付いて継続作業が大層困難を極めるのです。
    僭越ながらご尽力に敬意を表します。


 「堤防側法面は毎年数回にわたってきれいにしてくれるのであるが、この河川側法面に生い茂った樹木、雑草類は、放置されたままなので私は気になって仕方がないので、孤軍奮闘しているのだ」とのたまわれました。気持ちがすごく理解出来ました。対象に少し違いがあるけれど、その思想には共通項があるように思いました。
安威川散策によって、このようないわゆる「同志=志を同じくするお方」に出会えることは、私としては我が意を得たりの気持ちになり、とてもうれしく思います。
そして翌日通過した時その場所に目をやりますと、あれだけ大きな樹木の根元部分がものの見事にきれいに処理されていました。黙々とチャレンジする根性を学ばせて頂きました。
持参した私の剪定用ノコギリは手持無沙汰となりました。


 そこから少し上流の同じ河川側法面では1~2m近くまで生い茂った雑草類を刈り取ってきれいにされているボランテイアのお方にも遭遇しました。のこぎり、ハンマー、ツルハシの gentleman 氏と同様のお気持ちから行動なさっておられるお方です。


このお二方のお姿に接して私の今後のあるべき取り組み姿勢と言うものにある啓示を見た思いがしました。


写真⑤ 安威川で見かけた光景。酒の壜は割れて散乱して危険な状況でした。
    楽しかった宴の後を象徴するように「お雛飾り」のつもりなのでしょうか!
    公共の場所を汚してボトルを並べています。

教育の貧困、文化の貧困、家庭教育の貧困、誰の責任でもない、今更何を言っても始まりませんが、平和ボケの、科学する心の貧困でしょうか、見るからに情けない光景でした。
                         22年11月26日   (おわり)


科学する心
 教育基本法に規定されている「生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なもの」