２０２３年５月２６日（金）　　　　kumanoayu

写真①　安威川散策修養、卯の花が美しい季節です。（23.05.25 写す）

　それほど遠くない去る某日の安威川散策修養は番狂わせが重なって、計画時間の進行にかなり支障を来たした。
散策開始の前に自治体所有の雑草生え放題の荒れ地の整備を実行させて頂いている。去る１月頃から作業を開始してそこで除去した瓦礫、ゴロ石等を25ℓ 容積の袋に入れて保管をしている。

現在その数 30 袋に達している。１袋あたり約15～20kg くらいの重さになっているので一人で運ぶときはかなりの認識重量で、後期高齢者の身には少々えげつない話となってくる。

全部の作業が終わってから撤収して頂くつもりでいたが、とんでもないことが発生していた。ﾎﾟﾘﾌﾟﾛﾋﾟﾚﾝ 製のその袋が自然退化して一部が破れかかって中のゴロ石が今にも飛び出そうとしていたのである。慌てて今度は少し奮発して丈夫な袋を買い求め、詰め替え作業をすることにして、その作業に取り掛かったのです。およそ50 分間で 30 袋の処理を終えたころはかなり疲れが出て来て、その上肝心の水分補給のための「ボトル入りお茶」の持参も忘れていたため作業中にこの暑さにもかかわらず、こまめな水分補給が出来ていなかったのです。

写真②　同じく卯の花です。（23.05.25 写す）

それが原因であったかどうかは何とも言えないが、そしてその上小腹が空いて来た。これからの安威川散策開始はさぼるか、少し距離を落とすかしかないのではないか！と考えた。頭脳だけは疲労せずに横着な考えに100 ％ 反応してくれている。
いつもならばここから約 4,5 kmほど下り、其処で踵を返して同様に 4,5km 遡ってスタート点に帰る通常のコースである。

通常は折り返しで約1,5km ほど遡るとJR鉄橋付近にある ｺﾝﾋﾞﾆｴﾝｽｽﾄｱ に立ち寄って休憩コーヒーを飲むことを常にしていたが、今日は先に ｺﾝﾋﾞﾆｴﾝｽｽﾄｱ に寄って小腹を満たして元気を取り戻そうと計画を変更することにした。

ところが ｺﾝﾋﾞﾆｴﾝｽｽﾄｱ で２階にある休憩室の 「ｲｰﾄｲﾝｺｰﾅｰ 」に立ち寄ると、鼻血を出してそこの椅子にうずくまっている少年（高１くらい）に遭遇した。困り果てた様子で、周りはと言うとトイレ、洗面所、周辺の床などは汚れ放題であった。その介抱やら汚染した清掃やら、１階の店主への報告やらかなり時間を食ってしまった。

写真③　今日も行儀の良くない不法投棄のゴミ袋、重さ約 10kg。こんな不埒者には、お人
    　　　よし行為は遠慮します。
　　　　安威川左岸、下流に向かってJR鉄橋の約30m 後方 付近（23.05.25 写す）

周りには喫煙中の中年男性と高校生らしい女子が２名いたが、「ややこしいことに巻き込まれるのは敬遠します」と言うことか！
「君子危うきに近寄らず」的心境であれば少し教養があって己の身を律するスタイルであろうか！
どちらにせよ、見てみぬふりをしていることに変わりが無い。
それはそれで自由なことであろうから、他人がとやかく論評することでも無いのであろうが、少し冷たい態度ではないだろうか！

初めて「鼻血」のトラブルに遭遇した時は、血液が流出する事態なので、不安になるのが普通ではないだろうか！経験があるがなんとも心細い気持ちになるものだと思う。

写真④　マナーの良い田んぼ耕作の農家人。田んぼで耕運機を使用した後一般道を通過する
　　　　とき、相当の泥土が周辺に落ちることになりますが、その都度水路から水を汲み上
　　　　げて、清掃後始末をなさっておられます
　　　　「NICE!」親の顔が見てみたい！　　茨木市内で（23.05.25 写す）

この喧噪で予定の時間を相当にロスしてしまった。このまま引き返せば目標ノルマがいつもの半分しか達成できない。少し逡巡したが今日はいつもの折り返し点近くにある公衆トイレ用に補充用 ﾄｲﾚｯﾄﾍﾟｰﾊﾟｰ は忘れずに持参しているので届けたいという気持ちもある。
結果的に実行することにした。しんどい思いの一日でしたが 15000歩は達成できました。

後日その ｺﾝﾋﾞﾆｴﾝｽｽﾄｱ に再度立ち寄ったところ店主から労いの言葉を頂いた。
そして件の BOY は「２時間程後に出血が治まって帰宅した」との報告を受けた。

そのご褒美でしょうか！　本日は雨のためのんびりと、当日購入したが生憎「飲むことが出来なかった」コーヒーをいただいています。　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）

写真⑤　入梅の頃きれいに咲きますでしょうか！只今準備中？
　　　　「アジサイの花」、後方右は「南天」です。高槻市内で（23.05.26 写す）