「茶菓のサービスはございません。揺れましても飛行には問題ございません」の巻き

2023年 8月 7日(月)   kumanoayu 


写真① 鈍足台風の影響であろうか大阪地区は雨が降りそうで降らなかった。
    夕方の花畑への水やりはサボることが出来なかった。本日は 40リットル の散水とし
    た。おかげ様で甲子園球場の高校野球は雨の影響もなく名勝負が展開されている。
    (23.08.07 17時頃、安威川左岸から上流の永久橋方向を望みます)


 台風が接近しているので高校野球の日程に悪影響が及ばないことを祈りたい。
この暑い日照り続きに少しお湿りを頂ければ何かと歓迎の向きもあろうかと思うが、人生に似ているところがあって360 度全て良しとは言い切れない。


夏は場所によっては時々雷雲が発生し、見る見るあいだに一転にわかにかき曇り大きな音と共に雷鳴が轟いてピカーッと閃光が光り、激しい雷雨に襲われることが有る。


写真② 怪しげな空模様、しかしどっこいしぶとい空である。降雨は無かった。
    月曜日ということも有り、早朝ご奉仕部隊の皆様と思われますが、目に入る不法投
    棄各種ゴミ類は皆無に近かった。ありがとうございます。
    (23.08.07 16 時頃、安威川散策修養起点付近から西の空を仰ぎます)


雷鳴は夏が相場と勝手に思い込んでいたが、実はそうばかりではなく冬の曇り空においても鉛色の雷雲から「ドカン!ドカン!バリバリ、バリバリ!」と激しく凄まじい轟音と怪しげな雷光が低い空を飛び回ります。しばらくすると「パラパラパラ!」という音が耳に届くように雪が降ってきます。あたりはあっという間に真っ白に変わります。
北陸地方の冬場に見られる「雪起こし」と呼ばれている独特の気象現象です。


写真③ 北海道・阿寒国立公園/オンネトウ湖(内地人には事情が良く分からないのでうろ
    うろと散策することを控えた記憶が有ります。何-んでか! 勿論「」です。
    (本人撮影)


若かりし頃、勤務の関係で十数年間金沢に居を構えて生活をしていた頃の経験である。ayu はいわゆる東京人では無い。勿論日本人であり、生活基盤から言って関西人と言わせていただいても差し障りが無いと勝手に思い込んでいる。


金沢在住の頃の仕事の大半は金沢を後にして関東地区、主に東京都内に出張して主務の ビジネス 活動で走り回っていたのである。


写真④ 今は昔、若かりし ビジネスマン の頃はびくびくしながら良く利用していました。


その当時は北陸新幹線なんてまだ無い時代であったから、移動するときは


   ① 金沢(在来線特急)➡米原(東海道新幹線)➡東京
 ② 金沢(在来線特急)➡浦佐、越後湯沢(上越新幹線)➡上野
 ③ AIR 金沢(小松)➡羽田(東京)


のどれかを利用していた。AIR便は所要時間も短く合理的でこれに勝るものは無いと思うが、空の上を飛ぶので気象条件が安定しない時は良く揺れる。


気流の関係で揺れが続いておりますが飛行には問題ございません。安全ベルトをしっかりお締めになり、云々」と定番の耳にタコの アナウンス が流れて来るが、毎回 マニュアル 通リの同じ文言である。しかし気象条件は毎回一定の条件では無いはずである。飛行している高度や場所や気象条件も一定ではないではないか! 決まりきった定型 アナウンス なんか聞いたって気休めに過ぎないではないのか!


人の気持ちも分からないで定型文言でお茶を濁して、その上楽しみにしていた飛行料金に含まれる「機内サービス 」の濁る前の茶菓の接待も割愛されてしまうし、笑顔が素敵な(全員がそうであるとばかりは言いきれないが、、)お姉さまの機内巡回も無いし、機体は揺れるし、最悪の事態ではないか!(金返せー


それでも利用する時間の利便性から今日もまた空を利用する水から飛び出した ayu の旅は続いていたのでした。
                                           (おわり)


写真⑤ 北海道・阿寒摩周国立公園/霧に煙る摩周湖です(本人撮影)