生ごみステーション=「ナマステ/こんにちは」と憶えて今後の成功や如何に! の巻き

2024年01月07日(日)   kumanoayu 


写真① 自家用車間もなく150,000kmn走行に到達秒読み。只今149,958km。これまで無故
       障、無事故、部品損傷皆無(24.01.07)


 ネパール人と生まれて初めて遭遇した。安威川をいつものように散策中で有った。折り返しの阪急京都線の鉄橋を目前にした左岸の表法面に設置されている階段の下付近のベンチに、色の黒い見るからに東南アジア系の人種で有ろうと瞬時に想像したのであるが、その人物が男女名づつ合計名仲良く談笑していた。
素通りと思ったが思い直して接近した。ひとつ覚えのベトナム語で「こんにちは/ シンチャオ」と挨拶したが、怪訝な「分からんがな!」というようなやや困った顔をした。


写真② 風の強い日でした。気温は7℃.体感温度-1℃でしょう。
    茨木市立西河原市民プールの入口です(24.01.07)


ああ、そうか、ベトナム人で無かったか、こちらとしても少し感じが違うなと思っていたのであるが、躊躇していても始まらないので、数カ月前にこの安威川左岸で釣りをしていたベトナム出身の青年とお会いしたことが有ったので咄嗟にベトナム語の挨拶ことばを駆使したのであった。


インド人ほど肌の色は黒くはないし、このままではらちが明かない。
 英語で「お国はどちらですか?
 英語で「ネパールです」と返って来た。 英語で無かったかも知れないが、、


瞬時にネパールに関する知っている限りの情報を引き出そうと頭の中を高速度回転させてあれやこれや知恵を絞りそしてイメージしてみた。
中国に近いから中国語の挨拶で通じるかな!
『待たんかい!近いから言うたかて国境は高い高いヒマラヤ山脈で阻まれているやんけ! そう簡単にお隣の国の言葉がしゃべれるとは限らんやろう』と心の中で自問自答していた。


写真③ 風が強い日だったので退避して西河原公園内を通過、竹林が風にあおられて音を立
    てて唸っていました(24.01.07)


高地、エベレスト、カトマンズ、仏教、ヒンズー教、取りあえずこれだけが頭の中から飛び出して来た。のんびりゆっくり考えている時間は許されない、こちらから口火を切ったのであるから、言葉をつなげないといけない。目の前の彼ら彼女たちを見ると、このおじさんはフレンドリーに声を掛けてくれたが、『次は如何に出てくるのかしら』というような興味を含んだ笑顔で12の瞳がこちらに注がれている。


取りあえず緊急に両手を合掌して祈りのポーズを取って微笑んだ。人の顔から笑顔がこぼれ出た。これで意思の疎通が図れたなと、なにはともあれ少し安堵した。


写真④ 茨木市立西河原市民プールの入口です(24.01.07)


仏教徒で無くヒンズー教でも両手を合わせて合掌のポーズを許容してくれるのかしらなんて後になって考えてみたが、そんな四角四面のことでは無かったと思う。要するに「狭い日本みんなで仲良く」、特に異国の人たちには「Welcome
の気持ちを口にすることが大事ではなかろうか!


別れてから直ぐにネパール語で「こんにちは」を調べてみた。
アジア系の人を見たら何でも「シンチャオ/こんにちは」では通じないことは明らかである。
ネパール語で「ナマステ/こんにちは」と言うらしい。
次回また再び12の瞳の諸兄諸姉に出会うかも知れない。咄嗟に自然に「ナマステ」と口から出て来るかしら。あの「ヘンガップライ/こんにちは/ベトナム語」を覚えるだけでも何度メモ帳を引っ張り出したことか!


写真⑤ 茨木市立西河原市民プールの入口です。生け垣の上にスズメが集まる (24.01.07)


無い知恵を絞った挙句にヒントに紐づけしてこれを記憶して直ぐに取り出すことにしてみようと企てた。それは例えは悪いが「生ごみステーション」=「ナマステ/こんにちは」 である。


今後の成功や如何に!                        (おわり)


写真⑥ 安威川JR鉄橋から下流方向を見る(24.01.07)