特別に阪神球団のフアンでは有りません。巨人軍さえ敗けていればどこのチームでもええノンですと言った先輩を持っていた AYU の巻き
2024年 4月 1日(月) kumanoayu
写真 ① 自宅付近の食品スーパーの入り口付近で(24.03.31)
プロ野球セ・リーグ/阪神タイガース球団が昨年優勝してくれて関西人は、いえ全国の阪神フアンは心から喜んだことで有ったろうと思う。
人間誰しも贔屓にしているチーム、団体、個人が活躍してくれると一喜一憂して感情を最高にする。
しかしこの AYU が阪神を応援するのは関西に住んでいるので自ずとそうなるのは不思議ではない。
しかし子供の頃は、ながらくは 3 歳上の兄が熱烈な巨人軍フアンで有った影響から知らず知らずの間に一緒になって応援をしていたのである。
確か小学、中学の時代は川上哲治選手が「赤バット」の代名詞で括られていて人気もあるし、ラジオしかない時代で地方の子供であったが静かに応援をしていたものである。
写真② 東京ドーム球場(ネットからお借りしました)
歳月が大きく移り、就職をしてある日、外出先から戻って来て、独身寮の娯楽室に入ったところ、性格的に柔和なおとなしい感じの先輩がいて TV でプロ野球中継を鑑賞していた。たまたま巨人が敗けていてその時丁度阪神球団の掛布選手だったと記憶しているが「ホームラン」をかっ飛ばした場面で有った。
その先輩が大喜びをしていたので、さすが大阪人は阪神球団のフアンなのかしら!と思って
「先輩は阪神フアンなのですか?」
「いや阪神フアンでは無い」
「けども阪神がホームラン攻勢で喜んで拍手しているではないですか!」
「どこのチームでもええノンや、巨人が敗けさえすればそれでええノンや!」
AYU は少し唖然とした。「こんな野球鑑賞気質ってあるんや!」 と思って生まれて初めてこんな人物を認識した驚きでそれからしばらくの間というものは、世の中の常識に対する勉強に方向を向けないといかんなあと考えて、認識を新たにしたものであった。
写真③ 同上②に同じです。
今年は開幕初戦から伝統の「阪神・巨人」のカードが組まれ、巨人の優等生選手だった「阿部慎之助」選手がが新監督に就任してムードを盛り上げている。
阪神がオープン戦で最下位、本番開幕から 2 連敗、その上連続イニング無得点記録と巨人軍の阿部新監督に花を捧げるという粋な計らいをしてのスタートで有った。マスコミはなんだか「巨人、大鵬、卵焼き」の時代から強いもの好きである。阪神球団がスタート段階でこのような成績だからと言って騒ぐことでは無いと思う。楽しみは悠然と心落ち着いて楽しみ、応援すれば良いのではなかろうか!
写真④ 同上②に同じです。
巨人軍との 3 連戦、2 敗の後の 3 戦目は0-5で阪神が完封で勝利を収めている。2 敗したからと言って、そわそわと騒がずにじっくりと応援したいと思っている。ペナントレースは始まったばかりである。
かの先輩のように「巨人が敗けさえすればそれでいいのだ、今年は阪神に係らず巨人に勝っているチームを応援するとしょうか!」
(これはフィクションです) (おわり)
写真⑤ 西河原公園内で写す/ツバキ、ヤブツバキ(24.03.15)
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