安威川・西河原橋で投棄された大きなゴミ

「西河原橋」川面に投棄されたゴミのこと


2022年10月7日    kumanoayu


写真① 啓蒙ポスター


1.先の10月3日のブログに、安威川に架かる「西河原橋」の右岸の約20mほど下流に
       大きなゴミが投棄されているということを書きました。
  しかし私が常に利用する遊歩道は左岸です。このゴミが投棄されている場所は右岸にな
  るので、回収するには一旦「西河原橋」を渡って右岸に行く必要があり、お人よの
  “ 廃棄物の回収 ”も時間を取られてしまい、散策の時間が阻害されてしまうので、理屈を
        つけて取りあえずは「見てみぬふり」を決め込むしかありませんでした。


2.ところが翌日4日、5日とその場所を通過しながら対岸に目をやると、其のゴミは相変
  わらず私が想像した通リ現状有姿のまま、堂々とした威容で一人静かに横たわっている
  のです。悪いなあと思いながら『 私は左岸で精いっぱい 』と変に自分に言い聞かせな
  がら、黙々とその勇姿に『 Good luck 』と 心の中で叫んで下流に向かいます。


写真②上流側に大きなゴミ、下流側に空き缶、樹脂袋などが川原に散乱。


3.10月6日:今日も来ました。否が応でも対岸に目が注がれます。
  やはり私の前に善意のボランテイアの方は現れなかったようです。
  私は心を鬼にして自分の心情に目を閉じることにしました。『 今日の散歩の時間が阻
  害されても仕方がない、対岸に渡ろう!』と小さな決心をしました。


写真③『 堂々とした威容で、一人静かに横たわっている投棄物 』
   寸法は推定でФ600×1200L 程度、重さは水を含んでいれば約100 kg 程度と推定。


  しかしその『 堂々とした威容で、一人静かに横たわっている投棄物 』は、まだ深い水
  の中です。仮に長靴で接近したとしても、水を含んでいてとても重いと想像されます。
  到底一人では処理が困難と思われました。
  これは自治体のお力に委ねましょうと勝手にあきらめることにしました。
  その代り、この右岸付近に投棄されていたビールの空き缶6個、カートン、樹脂製袋
   (おつまみ)などをしっかりと回収して、少し義理を果たしました。


  川べりで涼みながら小さな宴会でもされたのでしょうか!
  きれいなせせらぎ、時折流れるであろう涼しい川風、疲れを癒してくれるであろう環境
  で、疲れをいやすであろう、友との缶ビール 「お疲れさん!」


4.買った時に袋に入れて持参して川原まで来ました。今度はその空いた袋に空き缶や空袋
  を入れて持って帰って欲しいものです。
  持って帰るのが嫌だったら、川や川原に投棄しないでせめて川面から遠く離れた土手の
  方にその袋品を置いといていただきたいです。
  通称自主的ボランテイアの回収仕事がどれだけか容易になることでしょう!                                     


写真④10月6日現代の安威川の川面。西河原橋の付近です。いつもは水がさらさらと
   流れているのですが、10月1日頃からかなり水量が減ってきている感じです。
   そのおかげと言いますか、川の中に上流から流されて散乱したゴミ類は、回収のため
   に接近が容易となるので、回収促進者としては助かります。
   水量が少ないのは寂しい気がします。  
   上流の「安威川ダム」で水を貯めているのでしょうか?      
(おわり)