友人が腰を痛めて農作業を撤退することになり、この猛暑の中でその後始末でてんてこ舞いする ayu の巻き(その②)

2023年 8月22日(火)   kumanoayu 


写真① 残暑お見舞いです。北海道別海町で朝起きたら車が少し隠れかかっていました。


 近隣に小さな広場が有って、子供向け遊戯具や休憩用ベンチも設置されている。利用率も高いようである。それが証拠にこの横の植え込みの内部にはありとあらゆる不法投棄各種ゴミ類が投げ込まれている。場所的に不法投棄する絶好の地理的環境ということで有ろう。悪が目を付けるのはどうやら気心が一致しているようである。


それがお役所の都合で公共工事が始まるので、これを撤収、撤去して下さいと言うことになった。彼はこの作業に手を付けたところ、運悪くこの斜面で転倒して、腰をかなりやられてしまったようである。


乗りかかった舟である。彼には農業から綺麗さっぱり撤退する様に説得して快諾を得た。これだけ精力的に趣味とは云え熱心に打ち込んで来た農業から綺麗さっぱり身も心も撤退するという決断は、彼にとっては人生における重大なひとつの大きな決断であったことと思う。


写真② 除雪してから釧路方面に向かうことにしました。


身体も痛めてしまったし、歳のことを考えるとぼつぼつ潮時かと断腸の思いで有ったろうことは想像に難くない。


その代わりこの場所の撤収は ayu が代行してことに当たらねばなるまい。貧乏くじといって笑ってはいられない。ましてやこの炎天下で半ば重労働と言っても過言では無い。そして有期限付きと言う条件が迫っている。
暑いからと言って悠長に構えてはおれないのである。


安威川散策修養の旅も、これは好き好んで チャレンジ していることとは申せ約 時間弱を要している。この上更に2~3 時間をこの撤収作業に時間を費やすとなるとさすがにこの猛暑なので身が持たないで有ろうことは、暑さ好きな ayu であっても「ちょっと厄介なことやなあ!無理したら倒れるぜ」と言うことは容易に想像できる。しっかり考えなければならないのである。


写真③ 北海道・別海町内です。熊は冬眠中なのでしょうか!?


ざあーっと見積もっただけでも モルタルブロック が全数で約 80 枚は下らない。
農耕用に調製された培養土が総量で軽自動車荷台で約 台分の容量であろうと推定される。
モルタルブロック も一瞥したところ軽いようであるが、持ち上げてみると馬鹿にならない重さであった。細かく申し上げると厄介なのでここでは簡便に書かせて頂きますが、製品の厚みや形状の種類によって違いがあるのですが、個当たり約 9kg から 11kg  あるのです。


これを1個、個 あの勾配のきつい斜面を約 20m ほど運んでこないといけないのです。運搬器具が使用できない場所と来ているので、個、個手作業です。転ばないまでもこちらも腰を痛めないように要注意である。


お役所の老人を助けてくれる機関があり、其処の館長に面談してご助力の相談をしたが「はい待ってました」と言う訳にはいかなかった。トドの詰まりは「自力更生」しかない!


写真④ 藪の中から逞しい夏の花「ハナカンナ・カンナ科」


並行してこれらのブツをどこにどう排出するか、整理整頓して高い場所から低い場所まで運んできても、置いておくわけにはいかないので、お引き取り下さるお方を探さないといけない。


近隣の農家さんや、畑仕事をやっておれれる方々にお声をお掛けしたが、悪くない反応では有ったが、いつまで経っても引き取ってくれない。押し付けるわけにも参らない。


そのうちお隣のかなり大きな田畑を耕作されておられるご主人に相談したところ、私の日頃の傾注振りに見るに見かねて下さったのかどうかはよう分からんけど「モルタルブロック」だけは全数引き取りましょう。取りあえずここにおいて下さい。運搬器具もこれを使用してOK。と手を差し伸べて下さった。


写真⑤ 吉野熊野国立公園・瀞八丁と遊覧観光船( ayu の故郷 )


大きな光明が見えた感じであった。疲れも吹っ飛ぶ感じである。枚程度でもゆっくり腰を痛めないように注意しながら実行しょうと思う。


そして残るは「土、用土」である。簡単にはいかないぞ! どうする ayu


                              (その② おわり)


あとがき: その②で完了の心算でしたが、次会まで伸びてしまうことになってしまいまし    た。小説でもないのに申し訳ありません。
 関単に書き終えられると思っていたのですが、現場の状況、登場する材料などが少し専門
 的領域のもので有ったりして、現場の状況をを交えながら表記するとなると、さらりと書
 き上げることが難しく、元より能力が無いところへきて、しつこい性格(自分では粘り強
 いと解釈しているが)が災いして長くなってしまっているようです。


 長年 ビジネス の世界で生きてきたことから、ビジネスレター の感化、自然を愛する自然主義な
 んて言ってしまいましたが、いろんな影響が集中しているのでしょうか! 
 御免蒙ります。                              
                                (おわり)