H さんの残土処理案件(撤去作業)が完了して喜びひとしおの巻き

2023年 9月24日(日)   kumanoayu 


写真① 今日もコスモスに出会いました(23.09.24茨木市大田中学校付近で)


 日中は28℃、湿度50% と表示されている。さすがに少し凌ぎやすくなった気がする。夜中に風呂に入っていても浴室内の天井換気扇からの風の流れが体の表面から熱を奪うのでこれまでと違って物理的にもひんやりさを感じる。


本日は午前10 時に農業用土の引き取り希望者さんが来てくれることになっている。実は完了しましたと報告させて頂いたのですが、厳密には堤防裏法面側はにわか雨で土ほこりが綺麗に流されたことで完璧に完了したのですが、Hさんはご丁寧に堤防表法面側にもコンクリートブロック を2段積んで土が流れないように壁を造り、其処に配合して農耕用土を創り上げて使用していたのでした。


写真② 河川の各部位の名称を示す断面図」です。再々の登場ですが、、


量にすると20㍑入りの土嚢袋にしておよそ20 袋分相当が残っています。横の雑草が生い茂っている土手の斜面にスコップで放り出してしまえば容易にかたずけられるのであるが、「土」の品質が超級品なので、簡単に放出・廃棄は勿体ない。


「土」には魂が宿っているであろう! 本来の農作物を立派に育てるための役割を持っているのである。ならばそれを必要としているお方に引き取ってもらって有効活用して頂ければ、これほど目出度いことは無いではないか、そのための労苦ならば骨身を削ってでも惜しまないというのが ayu の気持ちなのである。


写真③ 安威川散策修養の旅出発点近く。安威川右岸から東の方向を見る。
    白い鉄筋の建物3棟が「太田小学校」。手前の広場は河川敷広場です(23.09.24)


「土」も喜んでくれることで有りましょう。「土」が喜んでくれればayu も嬉しいというものである。今回の引き取り主さんは高槻市と淀川を挟んで対岸の枚方市からお越しいただいた。


土の品質について高く評価なされて喜んでお引き取りいただいた。
半分残ったので ayu が引き取ることにした。そしてきれいに掃除して遂に明け渡し完了となる。正真正銘この仕事は本日で全て完成、完了である。「万歳!」



写真④ 本日最後の撤収作業現場、作業途中と「完成」を示しています(23.09.24)


思えばこのくそ暑い夏の炎天下でおよそカ月半かけて、自分の仕事でもないのに、よくぞのめり込んで挑戦して来たものである。この歳でさすがによくやったと自分で自分を褒めてあげようと思う。生涯思い出に残ることで有ろうと思っている。

写真⑤ 安威川散策開始地点Om標識設置場所。流れの右側が下流方向です。(23.09.24)


真っ先にコンクリートブロック 約50枚を引き取りましょうと手をあげて下さったお隣の畑の地主さん、最初良ければ全てよし、一体どうなるであろうかと思っていたが、これで一筋の光明が見えた感じで次々と多くのお方様からご芳情をいただきました。
この間散策中の年輩のご夫婦のお方様からも激励の言葉を頂戴しました。
毎日顔を合わせると「毎度!」=(こんにちは/関西風あいさつ言葉)とフレンドリーなご挨拶を申し上げ、世間話のひとつなど気さくにさせて頂くようになりました。


しかしこの件も落着完了したので、もうこの場所に来ることが無くなってしまう。
たまには時間を見計らって来ようかしらと思う。


                              (おわり)


写真⑥ 川鵜が蹲踞の姿勢(安威川にて 23.09.24 )
    「おーいそんなに離れていては、軍配が返せないぞ、もっと接近して見合って!
    手をついて! のこった!のこった! ハッケヨイ!。
       それにしてもこの石は誰が置いたんや!