「彼岸の中日」と言うのに「お数珠」が消えてしまっていたではないか!の事態に2度も呆然とするの巻き

2023年 9月23日(土)  kumanoayu 


写真① 秋の訪れを感じます。高槻市内塚原地区で(23.09.23)


 「彼岸の中日」なのでお寺さんにはお参りできなかったのであるが、かねてからうちのえらいさんの両親をおまつりしている義弟の家のお仏壇には、何としてでも義理を果たさなければならないと考えていたのでこれを実行した。


義弟の家はayu の住まいと同じ高槻市内である。歩くと上り坂地形なので約35分ほど要する。自動車であればゆっくり安全に走っておよそ15分ほどで有ろうか。冬の間は歩きでほどよい運動の足しになるので実践しているが、残暑厳しい今年の「中日」は自動車で駆け上った。


写真② 秋の訪れを感じます②の1 コスモス咲き乱れ。高槻市内塚原地区で(23.09.23)


お盆の頃はといえば、暑いさなかであるが健康増進の目的で時間に余裕を持って「歩き」と決めて来た。
そうは言っても往きは上りである。ayu の住まいが海抜 31mなのでおよそ47mの高低差が有ることになる。汗かきの ayu にとっては少々えげつない上り坂歩行を強いられることになる。


そこでここから10分ほど平坦路の田畑のあぜ道を歩くと「図書館前」に到達する。
ここから「市営バス」を利用して次のバス停までの区間を一気に登坂すると、昔の小高い山の上に着くという仕組みになっている。義弟の家はその小高い山の上をかなり緩やかな斜面に造成して上級な住宅地として開発された地域なのである。


写真③ 同住宅地の一部を写真で紹介〈ネットからの借用です。


街が出来てから既におよそ、よう知らんけどayu が物心ついてからでも優に60年は下らない。新しくも無いけど旧くも無い落ち着いた住宅街である。


「無料パス」を利用させて頂いて一気に47m の高低差を運びあげていただいた。
勿論帰りは転ばないように注意しながら両足を規則正しく動かせば体は勝手に低い方に導いてくれるので市営バスのお世話になることは無い。


出かける前に「お供え物」と「数珠袋」を段取りした。
お供え物をして数珠袋からお数珠を取り出そうとしたら、肝心かなめのお数珠が入っていないではないか!
身内のことなのでお数珠を拝借して無事にお参りの儀式は終わったのであるが、
これまで何十年と生きて来て法要における儀式の中でこのような事態は恥ずかしいと言おうか、不調法なことと言おうか初めての予期せぬことで有った。


写真④ 本日はこの辺りを散策しました。高槻市塚原地区内から阿武山団地方向を見る。
    (23.09.23)


帰宅して使用した礼服の ポケット をくまなく探してみたが見当たらなかった。


そうだ!前回お数珠を使用したのは去る 8月 9日にも法事が有って兵庫県西宮市内までお参りに出向いたことが有ったのだ。セレモニーホール でどさくさに紛れて置き忘れでもしていないかなと思って、さあそれから電話番号を調べて聞いて見たが当日のそのお部屋から該当品の忘れ物、落とし物の類は該当無しと言うことで有った。


今は亡き母親が元気な時にayu 家の宗派であるお寺さんの総本山・福井県「永平寺さん」にお参りしたとき、ayu のために購入してくれた、大事な思い出の詰まったものだったのである。
中央の「親玉」には「総本山永平寺」と金文字で彫刻が施されている。」


写真⑤ ネットから借用しました「お数珠」の写真です。


電話を置いてしばしなすすべもなく呆然としていたのである。
念の為もう一度礼服の ポケット を探ってみた。これは何と摩訶不思議お数珠が有るではないか! 喜びの呆然に変わった一瞬で有ったが、同時に摩訶不思議なのは ayu の知能ではないのかと思ったときに再度呆然とした。


                            (反省しつつおわりでございます)