大阪府にも茨木市にも恨まれたくない悩みの子ひつじ

あなたならどうしますか!
         2022年11月 7日(月) (20)   kumanoayu

写真① 錦秋に染まる京都にて。


ゴミが投棄されやすい名物の「西河原橋」にて覚悟を決める行動
 多くのゴミがここに投棄されたのか、はたまた上流から流れて来て漂着したものかは定かではないが、かなり前から西河原橋の川面の漂着ゴミの溜まり場ポイントに沢山のゴミが漂っていたことを現認してから久しい。


自分の信条として拾って回収するのが趣味ではないが、少しでもきれいにさせて頂こうと言う気持ちで行動しているつもりである。
それなのに何故ゴミを現認したらもっとスピーデイに回収しなかったのか?
まあ初心は初心である。責任があって無いようなものなのだ。


写真② 川にゴミを捨てるな!(高槻市内で)


 毎日通過するたびにそのゴミの量はまるで級数的に増えて来ているのだ。『回収』そのものが馬鹿正直の行為のように思われてきて、ましてや流れのある川の中である。一旦踏み込むと空き缶だけでは無い、かなり大きな樹脂の袋とか、ペットボトルとかタバコの吸い殻もまとめて捨てられている。


大阪府と茨木市どちらからも恨まれたくないのである
しかもこの場所は川の中である。川は大阪府の管理下にある。遊歩道は河川敷であるから茨木市の管理下にある。
大阪府が管理している川の中からこれらのゴミ類を回収したら、当然川から遊歩道に持って上がってくることになり、この段階で茨木市の管理下にある場所に、その回収したかなりのゴミ類は引っ越しをしてくることになる。
茨木市にしてみると「迷惑」、いや「有りがた迷惑」、どちらであろうか?
私は恨まれたくないのである。

写真③ 高槻市摂津峡の初秋


 自分の心の中に勝手な逡巡が見え隠れしていたことは否めない。
月曜日7日、今日は天気も良くて、これからもまたしばらく良い気候であるという。雨で増水して下流に流されてしまわないうちに、早く回収しなければならない。
思い切って意を決して回収行動に移ることにした。決断すれば素早く実行である。そうしないと散策の時間が阻害されてしまう。
なんとビールの空き缶が大半で都合40缶ほどになった。商売したいくらいである。そういえば先日目に留まったコサギの集団も40羽ほど集まっていたものだ。安威川は40と言う数字に縁が有るのか!コサギはともかく捨てた空き缶などは語呂合わせで40でなくても文句は言わない。ゼロ大歓迎である。
推定するに良く似た銘柄が沢山あったところからすると、川原で宴会でもして、ポイ捨てに及んだものの様である。
タバコと同様で美味しく楽しんだ後はマナーなどほっといて、都合よくポイ捨てが一番都合が良いのでしょう。
親の教育、家庭の教育、いや教育は学校だ、社会だ、こんなことを煎じ詰めてもどうにもなる者でもありません。


写真④ 高槻市/田畑の秋景色バラ?が咲いていました。山の方向は塚脇桜公園です。


 ここから下流に約4km歩きましたが、今日は早朝からボランテイアのお方達が活動なさってくれたようです。気になっていた場所に放置されていたゴミ類はきれいに無くなっていました。感謝、感謝の気持ちで5kmを折り返しました。
                                 (おわり)

写真⑤ 満開のピラカンサ(高槻市)