安威川にて開眼の気持ちで新たな一歩を踏み出すの巻き

2022年11月10日(木)    kumanoayu


写真① 遊歩コース0,5kmポスト付近の修復され綺麗になったベンチ。
   剪定、刈込、除草の作業が安威川両岸でほぼ終わろうとしている。
   ここも作業前は1m~2m強の雑草が生い茂り、このベンチなどはそれにすっぽりと覆

           われて全くその存在は闇の中状態であった。
   作業が終わってその姿が再び目の前に現れた。しかし相当の痛みが有り、数日前から

   業者さんの手で綺麗に修復された。ところが長年の河川の増水で土砂が流入してきて
   テーブルも、それ用の椅子なども埋まりかけている。このままでは利用は無理かも知
   れない!おかげ様でテーブルは復調したけれど、この土砂を取り除くとなると、素人
   考えでもダンプトラック何台いるのか想像すること自体困難な話である。
   ダンプトラックの台数もさることながら、これは計画的大工事ではなかろうか! 
   予算獲得からの事業となろう!


歩行に要する時間は平均的に1km(約1500歩)/15分間。
 本日も昨日に続いて朝から良い天気に恵まれて秋らしい1日であった。
安威川散策にも一段と力が入る。
しかし年令のこともあり速足歩きが精一杯で、ジョギング風の速い走りは無理であると勝手に決めつけている。それでもこれだけ涼しくなってくると、それほど汗も出なくなってきたので、少しゆっくり無理の無い程度に軽く走ることも有る。ゴミ拾いに費やした時間を走りでリカバリーしたいと考えた上での行動である。
私の歩行に要する時間は平均的に1km(約1500歩)に15分間要している。最近はおおよそ10km/15000歩/日、平均となっている。
遊歩道でたまに親し気におしゃべりすることも有る。
件のおばちゃん曰く「それはちょっと歩き過ぎですよ!歩き過ぎも反ってよろしくないですよ」と Good Advise を下さる。こちとらはとにもかくにもカロリーを消費させようと、そのことだけを頭において一心不乱にノルマに立ち向かって来た。
しかし折角Adviseを頂戴したので有るから耳を傾けるべし、ここらで「歩き過ぎ」について研究してみようと思うことになった。


写真② 秋晴れ(高槻市内にて)


今日のゴミ集めは開眼の気持ちで臨む!
昨日の大先輩風の御仁の姿勢に強くうたれ、少しだけゴミ集めに臨む自分の姿勢に矯正をかけ、「他人がいると気恥しい」というやわな気持ちとおさらばしようと取りあえず小さな小さな、しかし自分にとってはかなり重大な決断をきっぱりと行うことにした。
ゴミ袋も堂々と左手に、右手には直接触れないようにとゴミを掴みあげるためのハサミをいつものようにしっかりと持った。装備も姿勢も精神力も、かの大先輩風御仁のプロ風的出で立ちにはとてもとても足もとに及びもつかないけれども、せめて気持ちだけでもと「バシッ」と決め込んだ。

写真③ カタバミの花ふたたび登場です(高槻市内)

そうすると不思議なことに昨日までの「他人がいるとなんだか恥ずかしい」、とか「ええかっこしいと思われるのではないか」という思いが凧の糸が千切れたように消え失せてしまっている自分にはっと出くわした。
自然体と言うのんか、誰の目を気にすることも無く、小さな頭で要らぬ邪推をするでもなく、そして他人がいようがいまいが、口元をキリットしめて威風堂々の気持ちでゴミ集めに前進を開始した。
私にとっては小さな大げさな話であるが、悠久の流れ安威川に学ばせていただいた気持ちで天高く晴れあがった秋の空に向かって感謝申し上げる次第。
                              (おわり)