生まれ故郷に向かって言うこと無し・身内との楽しいひと時の巻き

2024年01月014日(日)   kumanoayu 


写真① 熊野灘の七里御浜海岸の波しぶき。ドドーンというけたたましい音を立てて押し寄
      せては返すを繰り返しています。
    遠浅でない急深の海岸ならではの迫力ある立体音の波の音に緊張感を伴う恐怖すら

    感じます。山育ち、川育ちのAYUは山奥から海のある隣町に来る機会が有り、夏
    のこととて、この海岸は遊泳禁止であることも知らずに得意の泳ぎで飛び込んで遊
    んだことが有りましたが、後になって得意げに報告したところ母親からこっぴどく
    叱られたことを思い出しました。
    波にさらわれることが有って怖い場所なのだそうです。今は昔の話です。
     (24.01.11)


 10日~11日の日間は従前からの計画通リ日の旅に出ていました。
コロナ禍で人様とのおしゃべりもままならないこの年間、ストレスが蓄積しています。少しずつ開放していきたい気分に後押しされます。


目的は生まれ故郷の熊野市への帰省です。歳上の実兄との再会、両親のお墓へのお参り、白浜市在住の甥っ子(実姉の子供)に会うこと。
兄を近隣の温泉地のひとつである「勝浦温泉」に招待する心算で AYU 特有のサプライズを仕掛けたので有ったが、残念ながら「弟の気持ち兄貴に通じず」で不発に終わり、種を明かしてはみたものの、愛犬がいるので一晩たりとも家を空けるわけには参らぬとのことで、温泉招待はお預けとなった。


写真② その「七里御浜海岸」では激しく強い波に洗われたまるい小石が沢山有ります。
            孫娘へのみやげに少し拾って帰ることにしました(24.01.11)


考えてみるとその分の予算が浮いてくることになって悪くは無い話ではあるが、折角の思い付きで有ったので、穴埋めとして翌日新宮市内でお食事でも一緒にということで、評判のイタリアンレストランで昼食会を持つこととなった。


甥っ子の両親もこの熊野地方の出身で有り母親は AYU の実姉にあたる。甥っ子は AYU の実姉の子供なのである。
彼は今は亡き両親と一緒に育った兵庫県尼崎市内の自宅を処分して和歌山県白浜町(西牟婁郡白浜町/白浜温泉で知られている)に年ほど前に転地した。

写真③ 和歌山県白浜の観光名所のひとつである「三段壁」(本人撮影)


当時既に就職先は決まったのかと聞いたら、まだやけど現在なら白浜町に行けば「なんぼでも仕事が有るので先の心配はしておりません」ということであった。そうかも知れへんけんども、大胆な見解やなあ!と少し仰天したもので有ったが、景観の素敵な高台に新居を購入してワンちゃんともども落ち着いた。そして予告通リ人そろって良い企業に就職している。


甥っ子の両親も熊野市の出身で有ることから、縁あってこの「新宮市内」の墓地に眠っているのである。


写真④ 白浜町の海岸〈ネットからの借用です〉
        白浜の名の由来にもなった延長約620mに渡る白砂の浜。毎年約60万人が訪れる
     関西屈指のこの美しいビーチは「日本の快水浴場百選」にも選ばれています。
     白い砂、エメラルドグリーンの海、椰子の木の並ぶ風景など、姉妹浜のワイキキ
     ビーチを連想させるほどリゾート気分が味わえます。また、白良浜では、花火や
     ランタンなどのイベントにビーチヨガやトライアスロンなど様々な催しを開催し
     ています。(南紀白浜観光協会様のネット記事からの引用です)


甥っ子も当日は休日で有るということであったので、彼も呼ぶことにした。
と簡単に言ってしまったが、白浜から新宮までは生憎とまだ自動車高速道路が開通していないので、R 42号線を走ることになる。かれこれ時間の所要であろうか!


AYUも昨年の春に娘と人の孫を連れて「那智の滝」を見学させたいと思って、大阪から自動車で走って来たのであるが、この区間はカーブが多いこと、それに加えて上り坂当然その次は下り坂とその連続が延々となんと 100 kmほど続いているので有った。はっきり言って度とこの道路は走りたくないと思ったものである。


写真⑤ 熊野市の七里御浜海岸です(24.01.11)


紀伊半島の海岸沿いの市町村の集落が点在している。地元の皆さんにとっては生活のための重要な1本の国道であるが、この村落に用事の無いものとしては、早い自動車専用高速道路の開通が待ち遠しい。


一緒に墓参をということで午前11時に待ち合わせをして二人で墓地を清掃し、お花の水を変え無事にお参りを済ませた。
いよいよ予約しているレストランに向かうことになる。


                                            (ひとまずおわりです)


写真⑥ 予約したレストラン〈ネットからの借用です〉