街中で良く見かける「ゴミ箱」の役割について考えるの巻き

2023年2月25日(土)     kumanoayu


写真① 新潟県飯山市で、「かまくら」のデモンストレーションを見る。


 安威川で不法投棄されているゴミなどを散策のついでに拾い集めさせて頂き、以ってこれを人生修養の一助たらんと願って微びたる行動では有りますが、励んでおります。
河川敷にはゴミ箱の類は一切設置されていません。広場も有り名目は「多目的広場」などと命名され、名前が示すごとくかなり広い面積の広場なので、子供や大人もボール投げやボール蹴りなど、所狭しと打ち興じて楽しんでおられます。が、ゴミ箱の類は見たことが有りません。お子たちには親御さんが同伴されているお方たちもおってで、おやつ持参などで発生する空き袋や空き缶などは持ち帰っているようです。が、行儀の悪い親や保護者もいるようです。その時のために私に出番が到来するのです。私の仕事を作ってくれて感謝して行動しています。


写真② 北海道・別海町の2月。静かな時はきれいですが、一旦吹雪が激しくなると「ホワ
    イトアウト」と言って吹雪によって視界が奪われてしまう気象現象です。 吹雪や
    大雪が降ると、一瞬にして方向や地形が分からなくなることから命がけの恐ろしい
    現象です。


 これは河川の氾濫時にそれが障害物となって、次から次へと上流から流下してくる流木とか大きなゴミ類がそこに引っかかって、連鎖的に膨れ上がり、悪さを助長することを防止する為であろうかと思います。法律で定められているのではないかと思います。
ゴミ箱が設置されていたとしても、蓋が閉じられないほど次から次へと溢れるほど詰め込んだりする光景も目に入ってきます。
まるで何が何でもそこにゴミ箱があるから使わなければなりません。使わなければ損をするのだという感覚で詰め込み、溢れかえっても我関せずなのでしょうか!
入りきらんかったら持って帰れば良いだけの話です。なぜこれだけの決断が出せないのでしょうか!


写真③ 北海道・2月の別海町、手前が駐車場ですがあいにく1台も見当たりません。


この状態ですとカラスの絶好の餌食となります。
袋を食いちぎって中のゴミを漁るのです。ゴミとして廃棄したものですから、カラスが喜ぶ食べ物はそう簡単に残されていません。それでも必死になって突き倒して餌を探します。挙句の果てに中に入っていたゴミ類を周辺にまき散らすことになるのです。風に乗って川の中に飛び散ります。これを回収するのが厄介なのです。てんごろ安に川の中に入り込むことは困難です。その結果流されてしまったゴミ類は海洋汚染の元凶となってしまうのでしょう!


コンビニエンス店備え付けのゴミ箱
 自動車を乗り付けたお客さんが入店の前に車から持ち出したゴミの類の袋を、先ずゴミ箱に放り込んでから入店しています。外部からの持ち込み!「これって有り!」でしょうか? 
お店側の奮発サービスのような気がします。


高速道サービスエリア内備え付けのゴミ箱
 この施設では分別仕分けされた大きなゴミ箱が沢山設置されています。
長距離運転の場合など、道中のゴミもそこそこの量が発生するのかも知れません。またエリア内での売店等で購入した後の発生したゴミなどの廃棄に提供されています。
外部からのゴミ類持ち込み廃棄は当然マナー違反です。家庭ごみを捨てている事例が相当あるようです。出発前にわざわざ大事な綺麗な車に排出用ゴミ袋を積み込んでいる姿を想像するだけでも、嘆かわしく思います。
住居エリアの公共の捨て場所にお出しになるのが手っ取り早いと思うのですが、、、


写真④ サービスエリアに設置されている分別投入式ゴミ箱(ネット掲載から借用です)


自動販売機横に備え付けのゴミ箱
 自販機がC社やS社製品を扱っているのに他社ブランドの空き缶などが捨てられていることが目立つことがありますが、勿論小さな家庭ゴミ類なども見受けられます。これって明らかにマナー違反ですよね! 路上や空き地にポイ捨てされるよりも良しとするか?
しかしながら毎日管理される自販機管理者さんにとってはとても迷惑千万な話ですね!


写真⑤ 横にしっかりと行儀よく設置されている模範的な自販機だと思います。
    場所は安威川散策路の近く堤防上の道路横に設置されています。写真の右側が
    安威川です。左側は住宅地となっています。ご覧のように少し殺風景な場所です。
    車を一時停車させて購入してはすぐに移動となることでしょう。
    ところが散策の人たちはやはり殺風景な場所で、のんびり、美味しくくつろぐこと
    はなさいません。そうです、右隣の安威川に通じる階段が有ります。
    おいしく咽喉を潤した後は気分よく土手にポイ捨てされています。
    この付近では時々私の商売は繁盛しています。          (おわり)


まだまだ寒くて冷たい風が吹く日が有ります。春先こそ油断大敵かと!
ご自愛下さい。