不法投棄したゴミが下流に流されて視界から消えることで、悪から逃れたと安堵するの巻き

2023年 4月 7日(金)   kumanoayu


写真① 「ジャコウアゲハ」蝶々が今年も元気に飛翔し始めました。
      茨木市・太田中学校付近の安威川左岸堤防表法面付近です。(23.04.02 撮影)


 4月7日(金)本日は雨天の予報で有った。とは言えこの大阪地方は結構降らずに曇天程度で済んでしまうこともそこそこ無いことではない。が、本日は午前10時頃から本格的に真面目に久方ぶりの本格的な雨で有った。 傘を畳んでもかなりの水量が流れ落ちる。


これだけ降るといつもの安威川散策修養はお休みを決め込むことにした。
たまにはお天道様からご褒美をもらうことと勝手に決め込んだ。
と、なると吹田市内在住の先輩友人と久しく会っていないので、いつも利用している、私のメガネに適っている例の店で「珈琲談義」を持つことにして連絡を取り合った。
その友人からいつもの道路が交通渋滞で少し遅れるとの連絡が入った。
携帯電話にメールが飛んで来たのだ。週末で雨と来ているのでそれでなくても
日頃から良く渋滞する道路に拍車がかかったのであろう。
談義と歓談はあっという間に時計の針が推移した。


写真② 万博記念公園で感嘆したチューリップ群(23.04.05 本人撮影)


安威川の川中に不法投棄された各種ゴミ類(主にペットボトル、アルミ缶、買い物ポリ袋などは増水した水量によって十把一絡げに下流に押し流してくれるので、増水後の川はきれいなものである。いつもこのような美しさを保ってほしいものであるが、とにかく要らないものは川に流せば、その場から下流に運んでくれておのれの視界から消えさってくれる。


其のことによって自責の念から逃れられるのであろう。いつまでも残ったままでおのれの視界に入っていればその日も、翌日も、さらにその翌日も一応良心の呵責に苛まされるのではなかろうか! ゆえに下流に流されておのれの視界から消えてくれることによって悪さから逃れられたと安堵するのではないか!
それゆえに川に流す行為は繰り返されるのであろう!


写真③ 山つつじ(兵庫県猪名川町内・中央公園付近の散策路で撮影23.03.15)


大雨は Magical event です。汚いものをあっという間に消し去ってくれます。
しかし良心の呵責だけは消し去ってはくれません。
悪のおっさん、おばはん、兄やん、姉やんの心に残ったままです!
そして彼らは海洋汚染という最悪な事象犯罪人に陥ってしまう運命を担がされるのです。


尚且つその場から流されて視界から消えさった各種ゴミ類は海洋汚染という過酷な運命にさらされるのです! 全ては不法投棄した悪の輩のためにです。


22年11月15日のブログから下記の文を、再度掲載させて頂きます。
 「いったん海に流出すると大きな問題になります。耐久性が高いため長く漂流し、海の生
  物に直接影響を及ぼすだけでなく、太陽光などにより劣化し微細なマイクロプラスチッ
  クになり、有害物質を吸着し有害物質の運び屋になっていくのです。海洋プラスチック
  の問題は、使用そのものを減らしていくことが、一番重要です」
  この項は上智大学・大学院・地球環境学研究科/織朱實教授 2019.8.1 掲出 上智大学の
  視点~SDGs編から引用させて頂きました。             
                                   (おわり)


写真④ 子供たちに大人気の滑り台/茨木市内・西河原公園にて