大陸から襲来の「黄砂」に私の気持ちは揺れ動くの巻き

大陸から黄砂飛来の警報が出ていたので行動に注意をする(2)


2023年 4月14日(金)      kumanoayu


写真① 本場中国/北京市内で黄砂現象に遭遇。午前 10 時頃でしたが、太陽(写真左上)が
    おぼろ月夜に見えました。(かれこれ10年前の体験でした)


 12日も13日も大陸から黄砂が飛来するので、健康上からもまた視界不良による交通障害に対する「要注意」の警報や情報が沢山出ていて耳目を喚起していた。
11 日(火)あたりからその飛来の前触れというか影響を受けたのか、はたまた強い春風の影響で有ったのか、ようわからんけど、自家用車もボデイ全体に微粉末状の汚れが少し目立っていた。時間勤務時代と違って自由時間がうんとあるわけでは無いが、洗車するくらいの時間は如何様にでも産み出すことは可能である。汚れた車のまま街中を走行するのはいかにも性分としてだらしないと思われるのではないかと思い、常日頃は少しぐらいはきれいにしているつもりである。


写真② 「西洋からし菜」の向こうにJR東海道線と並行して架橋されている東西を結ぶ要
      「西河原新橋」が見えます(23.04.13 / 17時頃 撮影)


ましてや私はかって京都府亀岡市内で、あるお方がかなり年代物であるにも関わらず、その自家用車を新品以上に綺麗に管理されている状態を目の当たりにしたとき、これは私の敗けだと瞬時に兜を投げた。悔しい負け方というよりも、尊敬に値するきれいな管理をなさっておられたからである。上には上があるものであると、今更ながらに痛感したので有りました。
それ以来従来に増してその“先生御仁”に追い付け追い越せの精神で自家用車に接してきた心算である。


写真③ 安威川と並行して南北に細長い茨木市・西河原公園です。大木が鬱蒼と茂り、まる
    で山の中の雰囲気が有ります。河川敷散策に於いて風の強い日はここを利用してい
    ます。(23.04.13 / 17時頃 撮影)


しかし今回の黄砂現象はまだしばらく続くかも知れない。どうせ今日きれいにしても、明日になればもっとひどい状況になっているやも知れないと思うと、黄砂が落ち着くまで無駄なことはやめておいた方が良いのではないかと、打算的考えが頭の中を支配するのである。別に洗車作業の労を厭おうとしているのでは無い。“無駄である“、取りこし苦労”、“骨折り損のくたびれもうけ” という教えが小さな頭を大きく占領するのである。
そう考えながらいつもの「安威川散策・人生修養」の途に就いた。散策開始地点に到着するまでしばらく街中を走らせていたが目に入ってくる周りの車は皆きれいにされている。私の車は負けているかも知れない。


横着な考えは畳んで置いて負けないようにきれいにしないといけないと思い直した。
こんな逡巡をフランスの“パリっ子”は笑って看過してくれるかなあ!


                                         (おわり)


筆者注記:この文中の話題に関する記述が『23年2月4日付けブログ・亀岡市内で自動車を大
                  事に乗っているおっちゃんに遭遇して「敗けた」と感じたの巻き』に触れている
     個所が有ります。併せてご回顧頂きましたら幸いです。


写真④ 京都・長岡京の「たけのこ林」では有りません。茨木市・西河原公園内です。
    公共の財物なのでしょう、一般人は「取ってはいけません」の注意書きが有りま
    す。(23.04.13 / 17時頃 撮影)