安威川河川敷でのバーべキュウ行為について考えるの巻き

2023年 5月13日(土)   kumanoayu


写真① クレマチス(キンポウゲ科)です。


 5月12日(金)も五月晴れの好天でこの3日間ほど続いている。
安威川のダムによる放水もまだ続いていると推定する。水量が増水による当初の水位と殆ど変化が無いように見受けられるからである。
厳密に言うと少しは減量していると見受けられた場所も何か所かあったが、これは殆ど私の眼からは看過される。


写真② 当初の水位と殆ど変化が無いように見受けられる安威川。 
    写真右側天端の堤防道路では、時々「赤色灯が回り出していた」名所であるがが最
    近はあまり遭遇することが無いので、少し寂しい気がする。ノルマが達成されて
     「満腹」状態なのでしょうか? 


JR鉄橋に差し掛かったところ、丁度この大きな鉄橋を屋根替わりとしてその下では、大学生と思しき10数名近くの男女がバーべキュウ式パーテイの真っ最中で有った。
直ぐに「この連中はきちんと後片付けしてくれるかしら!」と言うことが頭の中を過ぎった。大方の予想として残骸を現場に置き去る姿に何度も遭遇しているからである。肝心の「火力発生器具」なる装置も最近は使い捨て方式が随所で販売されていて、容易に入手出来るようであるから、思い立ったらすぐに段取り出来る。
しかしこの場所では「火気の使用は厳禁」となっている。注意するか、110番するかどちらかであろう。
注意して悶着を起こすのが嫌な時は後者を選択する。


写真③ 今日も安威川ダムからの調製放流が継続しているようである。  
    (五月雨を集めて負けるな我が安威川 ayu
    解説:最上川に負けるなと言う郷土愛に溢れた一句でしょうか???


集まって楽しんでいるのに関係ない第三者が要らぬお節介をするものではない」と言う、君子危うきは近寄らず、見てみぬふりと言う見解もある。


今日は平日で人出と言えば常連の健康志向派のお方達が、それも1km  圏内にちらほらと散見される程度で有り、仮に焼き肉の煙が発生しても、いい香りと言う程度で煙が目を襲うこともこの大地では心配ない許容範囲であろう。
その上一瞥したところ、比較的真面目な良い青年たちに思えた。折角楽しんでいるのに水を差すようなことをすれば嫌な気分になることは間違いなかろう!
何故か白黒はっきりしないと気が済まない性格を有している ayu 様なのであるが、ここは黙って通過しょうと心に決めた。


いつもの通リそこから約 2km ほど下流に向かって散策歩行を続行した。
折り返し点近くにある小公園のトイレ掃除を済ませて、散策歩行の残り半分を消化すべく上流に向けて踵を返した。


写真④ 芝刈リされ、大風雨の後でゴミも雲散霧消して、きれいな環境に戻りました。安威
       川の放流増水は継続していますが、この芝生のあちらこちらには、すでにタバコの
    吸い殻不法投棄が始まっています。
    タバコをの吸引を愛する美しい心の方が、何故ポイ捨て犯罪を起こすのか不思議で

    なりません!  (23.05.12 茨木市内で写す)


そして再びJR鉄橋下を通過することになる。件の青年連中は既に宴の会場から姿を消していなかった。
そこで見た光景は、、私の感動を喚起した。きれいに後片付けされていた。
大げさな表現であるが、チリひとつ残っていなかった。
うれしい気持ちと、「あかんもんはあかん!」とはっきり言わなかった自分の心の中は少し複雑で有った。


願わくは下記の自治体の広報に目を止めて頂きたい。自由の中にもみんなと共存するには争いを避けるためにルールが出来上がり、規則となり、法律となっていくことを!
   『 この茨木市内の公園、緑地、河川敷では、火気を使用することが禁止されているの
  で、バーベキューや焼き芋などは不可です。
  茨木市の施設で、バーベキューなどができる施設としては、里山センター、青少年野外

  活動センターがあります。  《 以上茨木市広報から引用 》 』
                                         (おわり)


写真⑤  「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」と並んで称されるように、牡丹と芍
    薬はよく似ているが、これは葉の形にギザ、ギザが無いのでボタン科ボタン属の芍
    薬(シャクヤク)のようです。
                                                                                          (23.05.12 茨木市内で写す)