上品な荷姿の廃棄ゴミ袋は感銘をもたらすのでしょうかに悩むの巻き

2023年 5月15日(月)  kumanoayu


写真① 棘のある「野イバラ」に少し似ている花です。名前?(我不明白)
     (23.05.14 茨木市内で写す)


 5月14日(日)は朝から曇天で、しかし雨は降らないような感じであった。
13日(土)は安威川散策修養を「ずる休み」してしまったので、今日ばかりは天候不安のせいにして『休むわけにはいかんな!』と早々と心に言い聞かせていた。
念の為天気予報を見ると夕方ごろまで「曇天」と出ていたので、決意して折り畳み傘持参で出発することにした。


歩行開始前の荒れ地整備は、昨夜来の雨で掘り起こして段取りしている土砂が水を含んでゴロ石と選別出来ないので、これはパスせざるを得なかった。


変って隣の100 坪ほどの遊休畑に生い茂っている雑草を処理することにした。
聞くところによると何しろこの年間近くは、手を付ける人がいなくてほったらかし同然、それをいいことに雑草が 1m 近くまで伸び放題であったのである。


昨年の倒れた雑草を踏みつけるように今年の雑草が生育しているから、いきおい二重に近い手間がかかり、なめてかかるとたちまち疲労が増幅する。ここは疲れないように、「押さば引け、引けば押せ」の柔道における極意としても良く聞くことのある言葉で、慌てずに年相応のらりくらりとやらないと、たちまち身体のあちこちが痛んで来る。いつまでも若い時の気持ちで行動することは禁物であろう。


しかしながらここは早く刈り取りしてしまわないと、もうすぐ暑くなってくると「毒マムシ」が出るかも知れない!注意しておくに越したことは無い。


写真② 散策路に捨てられていた律儀な感じの実ごみ袋


   散策開始地点から 600m ほど下った散策路に、3ヵ月に度ほどの割合で、きれいな丈夫
   な袋に空き缶、ペットボトル、フィルム菓子袋、等々色んな各種ゴミ類が行儀よく入っ
     ています。袋の括り方も上品な蝶々結びです。一見したところ律儀なおかたの手に由っ
   たもののようです。
      どこか気品させ感じさせられます。とても不法投棄をやらかす“悪“の手によるものとは
    思えません。


       同一人物の仕業とみられるこのゴミ袋は、もともとその “悪“ の当人が不法投棄したもの
       か、それとも善意のお方が不法投棄されている各種ゴミ類を拾い集めて下さって、収集
      したまでは良かったが廃棄 ステーション まで捨てに行くのが大変なので、その作業は別の ボラ
       ン テイアグループ のお方達に「あとはどうかよろしくお願いいたします」 と委ねたいのか?
      判定が難しいところである。


      私は幸か不幸か 3ヵ月に度ほどの割合で、この「置き去り風、上品風ゴミ袋」に遭遇
      し、「どっちやねん!」と頭を悩ますことになる。
      悩んでいるので悪いけどそこに放置したまま「知らんぜ!、知らないよ!」と一応関西
      風と東京風の啖呵を心の中で切ってその場を去ってくるのである。
      ところが 2、3 日するとその上品な投棄ゴミ袋はどなたか様によって処理されたのでし
      ょう,綺麗に消えて無くなっているのです。


      同じ不法投棄か善意の投棄かは別にして、やはり上品な荷姿は感銘をもたらすのでしょ
      うか!悩むところです。
                                                          (おわり)


写真③ 14日(日)は休日でしたが、安威川河川敷散策路は大人も子供も殆ど見かけ
               ませんでした。特に阪急鉄橋から下流方向では、往復ともに大げさに言えば皆無に
               近い状態でした。 

    (23.05.14 茨木市内で写す。永久橋から多目的広場を見て上流方向を望む)