調髪が終わり「手直し希望がございましたらおっしゃって下さい」に「む、む、」と考えるの巻き

2023年6月19日(月)    kumanoayu 


写真① アジサイの花、まだまだ元気に咲いています。 (高槻市内で 23.06.11 写す)


 20日か25日に一度の割合で「散髪屋さん」に出向く生活スタイルである。
お世話になるお店は、あれこれと紆余曲折があって何度か店舗を変えてみたりしたが、今は特定のお店に落ち着いている。そこそこの規模のお店だと担当スタッフも数名で運営されているから、皆が皆同じような腕前を発揮するとは限らない。それぞれ個性があるから自分の気に入ったように調髪が仕上がるとは限らない。


問題は散髪が完了して
「お疲れ様でした。いかがでございましょうか?手直しご希望がございましたらご遠慮なく申し付け下さいませ!」
と丁重な挨拶を頂くという流れであるが、どっこい短くなってしまった髪の毛が気に入らないから「元に戻してくれー」と嘆願しても、「こぼれたミルクは元のボトルに戻らないの」である。マニュアルに則った営業言葉であることは分かっていても、素直でない ayu 様としてはいつもひねくれた捉え方をしてしまい「フン!短く切り過ぎだい!」と言いたいときもたまにはあるが、詮無いことを言っても始まらない。


写真② 安威川の夕暮れ(23.06.17 17時頃写す)


考えるに、いや考えなくともわかることであろうけれど、これは「もう少し短くしてほしい」と言う希望の時は、このご挨拶は有効である。逆の時は希望が叶う道理が成り立つわけがないので、『おべんちゃら的ビジネス界の常套ことば』と理解して、「いちいち詮索するものでは無かろう!」と分かっていても、ついつい愚痴のように口をついて出てしまう。


調髪料金が高価に設定されているいわゆる高級店では「指名制」があるので、お客毎の「カルテ」も管理されていて、これを利用すれば『髪の毛を戻せ』と言うような醜い抗争が起きることが無かろうかと思うが、大衆的で低料金を売り物にしている店舗では、短時間で多くのお客様を回転させるのが本旨なので「指名制」は有り得ない。


写真③ 「ドクダミの群生」沢山あるときれいに感じます。(高槻市内で 23.06.11 写す)


良く考えてみれば ayu さまも「長いだ!、短いだ!」ともめる以前に頭髪量が退化しているのであるから論議に参加する資格は無いのではないでしょうか!と気がついたら目が覚めた。ああ若い時なら議論に参加できたのに!


                                 (おわり)