来なくなってしまった故郷からの便りの巻き

2023年6月30日(金)    kumanoayu 


写真① 「ネムノキ」開花が盛りを迎える時期だそうです。水辺付近に生育しているそうで
    すが、ずばりここは安威川左岸「茨木市立西河原市民プール」の近くです。
    (23.06.29 )


 玄関の横に設置しているいわゆる『郵便受けBOX』には実にさまざまな書類などが投函されてくる。残念なことに「現金の投げ込み」は今のところまだ無い。下世話な話であるが、あったらいいな!なんと素敵な素晴らしいことであろうか!などとのんきなことを考えているのであるが、これだけ巷を散策して歩き回っているのに、まだ一度も円玉にすら遭遇したことが無いので、さらにこの先もご縁が無いのかも知れない。


やはり ayu 様は一攫千金などと濡れ手に泡のような邪なことを考えないで、地道に安威川で「不法投棄各種ゴミ類」の収集に精を出していた方が、お天道様にお褒めいただけるのかも知れない。
仏教における「十善戒の不慳貪(ふけんどん)欲深いことをしない」を想起する。


写真② 高槻市を北から南に流れる「芥川」整流の段差に芸術感を感じて、思わず目をやり
    ました。 (23.06.29)


毎日入ってくるのは新聞配達される朝刊と夕刊である。これ以外にはあまりろくなものが入って来ないような気がする。
広告宣伝の各種チラシ類は不動産、学習塾、建屋の塗り替え工事、襖障子の張替、食品スーパー、家電業界、なんだかんだとほぼ毎日のように入っている。


詳しく見るまでも無く、一瞥しただけで廃棄用紙類の収納場所に直行だ!
春先には請求書とか税金の納付案内書、案内どころかうっかりしていると、これが勧告書、督促状に姿を変えて来るのであるから厄介だ。


入会しているJAF,鉄道会社等各種団体からの会費等の納付案内書も有る。
どれをとってもお金に羽根が生えて飛んでいくようなものだ。


写真③ 高槻市「上の池公園」の静寂  (23.06.29)


春は入学式や新学期と希望に夢を膨らませる「Spring has come」と期待に満ちたシーズン到来であるが、私にとっては鳥が〇〇〇を咥えて飛んでいく春でもある。


時代が移り郵便物がメール通信で飛び交う時代に様変わりした感が有る。
昔は郷里にいる今は亡き母から、月に一度の割合で手紙をもらったものである。決まって月初の頃はワクワクしながら郵便受けで待ち受けていたことを思い出すが、春がやって来てももうその手紙は来ることがない。
                                   (おわり)