放置したまま、どなたか善意の方に世話を掛けるということはあきまへん! の巻き
2023年 7月 8日(土) kumanoayu
写真① 「紅カンゾウ」です。川のそばを散策中に幸いにも目に飛び込んで来ました。花の
色の多くは「藪カンゾウ」にみられるオレンジ色系が多いと思っていますが、この
色は私にとっては大好きな、貴重なカラーです。早速、養生中の花畑に移植しまし
た。来春が楽しみです。
(写真は「桑名市総合医療 センター/理事長の部屋」からの借用です)
安威川散策は上流地点から下流地点に向かう。理論的には「逆もまた真なり」かも知れないが、地理的必然性から「逆」の行動は考えられない。
いつも川の流れを見ながら流れに誘われて一緒に下流に向かう。
時として追い風に背中を押されながら「楽ちんなり」の気持ちを感じながら。
いまの体力から言って 4,5km 付近からの折り返しがほどほどというところである。
この折り返し点の堤防天端の裏法面側の横にそれほど大きくないが「児童遊園のひろば」があり、その一角に「公衆トイレ」が設置されている。
休憩とトイレ拝借を兼ねて時々立ち寄るようになった。
当初はかなり汚れがひどかった。便器はもとより、タイル張りされている壁面など、床面のタイル、すべてが使い放題、自然に任せて汚れたままと言う状態であった。
写真② 当該のトイレ(白色の壁)
見てみぬふりも出来ない性分なので、使用させて頂くお礼の心算で少し時間を奪われることとなった。
1度だけで何年かの蓄積汚れは一筋縄ではきれいにならない。
「100 均」で清掃用品、洗浄用薬液剤、等を求め、その日から少しずつきれいになれ、きれいになれと念じながら“ごしごし“と作業を開始した。
ひねると水が出る、ひねりを止めるとレバーが戻り、水の出が止まるという公園などで良く見かける節水方式の水栓が設備されているので洗滌ホースの接続が出来ても給水詮の操作は「開」の状態を維持できないので、これは諦めて牛乳パックの空容器に水を入れてはそれを繰り返し洗浄のため何度も何度も タイル壁に向かって力一杯ぶちかましている。
写真③ 「西河原公園」内に設置されている急こう配の滑り台。子どもたちにとても人気が
あり、いつも多くの人だかりがしているが、本日は平日ということも有ってかどう
か、人っ子一人いないので不気味にすら思えた。(23.07.07)
其のうちペーパの補給が必要になって半月に1度程度の割合でこれもせっせと補給するようになった。それまでは想像するに近隣のお方が頃合いを見て補給してくれていたようであるが、これは補給が重なってもすぐに消耗するものだからどなたが補充をして下さっても問題なかろう。“補充の割り込み”と決め込んでお節介が始まった!
其のうちあることに気がついた。新しいロールに交換するのは積極的であるか消極的であるかは別に於いといて、当然のように事務的に行動しなければたちどころに自分が困るだけであろうから、座ってあるいはしゃがみ込んでも両手が自由に使えるので、交換作業を開始してホルダーに新しいロールを補充装着する。
写真④ 「黄色いバラ」西河原公園内で(23.07.07 )
見ていたわけでは無いが比較的速やかに本来の目的と並行して実行できるであろう。問題はその後の行為である。用済みの「巻き芯」を片付けることなく横にポイと言う感じで放置したままであるのだ。
せめて己が新しいロールと取り替え補充する「運」が巡って来たのであれば、交換済みの「巻き芯」をそこに放置したままという構図はいただけません!
誰かがそれをゴミ箱まで捨てに行かなければならないのが分からないのですか! 幸いにも自分が後始末をさせて頂く「運」が廻って来た、有りがたいことだ、ゴミを捨てさせて頂きましょう。という思いで自宅のゴミ箱まで持って帰って頂戴、おくんなまし!
放置したまでは、またどなたか善意の方に世話を掛けるということやで!
(おわり)
写真⑤ そういうことやで! (哲学の考える鳥もそう思うで!)
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