名古屋方面に足を向けて寝られない心境の巻き

2023年 7月19日(水)   kumanoayu 


写真① 雨が降りそうで降らないしぶとい大阪。安威川散策開始地点付近(23.07.19)


   当地大阪は本日(19日)は午後から雨と予報が出ていたので、安威川散策修養の歩行は中止で骨休みでもと目論んでいたが、どうも降りそうにも無い。いつもの大阪らしいなと思いながら傘を持って出発することにした。結局夕方19 時頃少し降っただけであった。
先日「お花畑」で丹精していると、通りすがりのご婦人が「家で余っている花の苗を持ってきます」と声を掛けて下さった。そして本日出向いたところ「マリーゴールド」の花苗を袋に入れて置いてくれて有ったので、早速植え付けしてたっぷりと水やりをした。
    
天気予報を見ると晴れたり曇ったりと、あるいは雨マークであったりと日替わりで目を白黒させられそうである。これを「猫の目」と呼ぶそうである。


今は昔、長年奉職させて頂いた会社に入社したばかりの頃、会社では新製品等をお客様に広く認知して頂く目的で ダイレクトメール なる宣伝用書類を作っていた。
その新製品が定期、不定期的を問わずして発行されていて、名づけられていた愛称がそれだったのである。


最初はどんな意味か、なぜそんなタイトルなのかピンと来なかったのだから、当時の ayu は、かなり「猫の目」で見られていたのかも知れない。
かなり後になってから親しい社員さんから聞いたことには「猫の目はくるくると回っている、何か獲物でも探しているのかも知れない」というようなことを聞いたことがあった。獲物はともかくとして「目を白黒」の説明は何となく理解出来た。
Wkipedia から
(英語: Direct Mail; DM)とは、個々人あるいは法人宛に商品案内やカタログを送付する方法による宣伝 (販促) 手段、あるいは営業支援の仕組みである。


写真② 今日も税金出納の赤色灯が回る。納税義務も大事ですが「一旦止まれ」で事故回避
    も大事です。命は止まれで守れ!    (23.07.19 安威川左岸天端道路にて)


ついでに当時の私の周りでは後に私の直属上司となる人物が「にゃん子先生」というあだ名で呼ばれていた。「にゃん子」だから当然「猫」のことである。


晩熟の私はこのことの意味も件の「親しい社員さん」さんから教わった。
ayu 君、彼はあー言えば、こう言う、こう言えばあー言うと意見がふらふらするので有名な人物なのだよ」と。
「にゃん子」、「猫」、「目を白黒」すべてが一本の線でつながった。
松本清張さん、はたまた山村美紗さんサスペンスシリーズか!


「付和雷同」型なのかと思ってみたが、どうやらそうでもないことに気がついた。
営業職としてのビジネス推進においては競合先企業の出方を探り、その裏をかいたり、機先を制す行動をしたり、そのためには夜討ち朝駆け行動をしたり、あたかも忍者モドキの一瞬の隙も許容されないハードな世界なのである。
周囲からは「目を白黒」されるほどにその行動は臨機応変の思考が求められる。


写真③ 夏草に覆われている児童遊園地の遊具


そういう上司の影響もあってか ayu も金沢の会社を午前時頃出発して名古屋郊外のお得意様まで自動車で走ったことが有る。
社長が会社の「カギ」を持って誰よりも早く出社して事務所のドアを開けるということを聞いていたので、午前 8 時前に待機。誰よりも早く商談に持ち込もうという作戦であった。
そして玄関で待ち構えていた。
「早いね、昨夜は名古屋に泊まっていたのかね?」
「いいえ、今朝金沢を出発してきました」
「、、、               」


うれしいことにこの商談は成功したのでした。今でも名古屋に足を向けて寝ていません。(日本全国に足を向けて寝られないのでは、さあどうする! 💦 💦 (;^ω^)) )


                               (おわり)


写真④ 安威川散策路はヒナギク満開です。この間をサク、サク、サクと踏みしめながら満
    願を求めて修養に励んでいます。(吉良邸討ち入りは雪を踏みしめて進みます)