「痛かったら左手を挙げてサインして下さい!」に逆らって手を挙げようとしないで、口の中でぶつぶつと唱えるの巻き

2023年 9月12日(火)   kumanoayu 


写真① 武家屋敷跡(金沢市内)、金沢在住の頃、この辺りを良く散策しました。


 こちら関西地方は相変わらず大気の不安定で所々でにわか雨や雷雨がある。
本日も早々と「安威川散策修養の旅」は心ならずも断念することにした。
天気予報に依れば明日以降の 4~5 日は雨の心配がなさそうなので、これに断念した分の巻き返しを計りたい。


後期高齢者医療歯科健康診査を受診するように案内を頂いた。これは有りがたいことに無償である。受診の結果「虫歯(う蝕)×1」の状況だった。
これを処置するために再度赴いた。


写真② 歯科医院で施療中のイメージ〈ネットからの借用です〉


いつもの多くは「医師先生」の観察に始まって、先生の指示で「歯科衛生士」さんが処置を進めてくれる内容が多かったが、本日は医師先生が主役で歯科衛生士が助手と言う感じで処置作業が始まった。


診察椅子の背もたれを倒す角度を水平より少し上げてもらった。水平近くになると、右腕が神経的な痛みを発生するのである。これは散髪屋さんでも同じことでこの時も倒す角度をリクエストすることにしている。


虫歯の処置なのでドリル(ハンドピース)を使って削る処置の様である。
痛かったら左手を挙げてサインして下さい!
医師先生と歯科衛生士さんの口から交互に案内が耳の上から飛んで来た。
「手を挙げなかったらお前さんの責任だぞ!」と痛かった時の責任があたかも患者であるayu の責任で有るかのように聞こえて来る錯覚すら覚える。


写真③ 訪れた舞鶴市内の庭園で。


作業が開始されたayu は、手、足、胴体は括られて拘束されてはいないが、「まな板の上の鯉」と同様である。ドリルが患部に当てられて処置作業が始まった。


痛かったら左手を挙げてサインして下さい!


またもや医師先生と歯科衛生士さんの口から交互に案内が耳の上から飛んで来た。後期高齢者と云えども、注意は一度聞いたらそうてんごろ安に忘れるものでは無い。それをこのお二人が二度も続けて発生なさるとは、良心の行き届いた患者さん想いの優しい医療精神にあふれたチームなのか、はたまた度も注意と勧告を発したということで、己たちの責任は既に回避行動はとってある。痛い時に左手を挙げなかったお前さんんに責任はあるのだ!と言いたい防衛型行為なのか?


写真④ 舞鶴市海上自衛隊基地見学


ayu は歯医者さんであろうがどこであろうが「まな板の上の鯉」的状況の時はその処置作業が完了するまでの間必ず「苦しい時の神頼み」ならぬ「観音様おすがり」をする。


目を閉じて「観音妙智力 能救世間苦」
     「かんのんみょうちーりきのうくーせーけんくー」
     「観音菩薩の不思議な智慧の力は必ず世間の苦しみを救って下さるでしょう」


これを当該の処置が終わるまで心の中で繰り返し、一心不乱に唱えます。
痛いことが有って左手を挙げなくてもプロの医師先生は「あっ、しまった。ちょっと手がすべった。(-_-;) (-_-;) 」と瞬時に気がついて、再発しないようにさらに注意して施療して下さると思います。


万が一繰り返し「痛い!」となったら、、 観音様のお力によってこれまで一度も痛いと思ったことはございませんです。はい!


                                   (おわり)

写真⑤ 天の橋立(京都府舞鶴市)西国33番札所巡りの旅でお参りの後で立ち寄りました。