真面目に『不瞋恚(ふしんに)』行動したのに「風あたり」は強かったの巻き

2023年10月 6日(金)   kumanoayu 


写真① 白色彼岸花・芥川/遊歩道表法面で(23.10.06)


 午前中は自家用車の「法定 6ヵ月点検」を受けるため以前からの予約通リ、車を走らせた。約 時間以内の所要と言うことだったので、店内で所在無げに待つのも時間の無駄と考え、かねてから心に決めていた「散策歩行」を実践するため近くの「芥川/遊歩道」に足を向けた。
取りあえず茨木市内の安威川では無く、高槻市内の芥川である。


この近くは「芥川桜堤公園」の愛称でも呼ばれている。春 月は両岸の大木の桜、続く月は大量の鯉のぼりが空を泳ぐ乱舞で人出が絶えない憩いの場所でもある。


写真② 高槻市内・芥川5月の恒例「鯉の空泳ぎ」(2022.05 に写す)


平日とあって往事の賑わいは影をひそめ、ayu と似て非なる後期高齢者数名、はたまた保護者先生付き添いの幼い園児らしいグループ数名と、休日に比べると当然ながら静かな雰囲気である。
ayu と年齢が近い感じのおっちゃんが先ほどから川岸に立ったままずうーっと川面を覗きこんでいる。


一瞥したところまあ身なりも普通である。まさか飛び込むつもりではないだろうが、長い時間が経過している。ここはそれほど深い場所でないので万が一予想が当たっていたとしも、どうにかなるのではないだろうと思う!
落ち鮎の群れでも探索しているのかな?


写真③ 芥川桜堤公園で川面を見つめ続けるおっちゃん。
               早まるな!飛び込んだらあかんで! (23.10.06)


写真④ 芥川では時折「鴨」も我が世の春ならぬ秋を楽しんでいる。(23.10.06)


利用人口が少ないせいかどうかよう知らんけど「不法投棄各種ゴミ類」は、茨木市の安威川に比べると皆無と言っても差し障りがないで有ろう程にきれいであった。歴然と住民の教養レベルの違いと認識せざるを得ない。


こんな事を思いながら午後は安威川散策修養に出向いた。
今日はやる気で不法投棄各種ゴミ類の収集を積極的に実行した。
クセの悪い、行儀の良くない捨て方をしていると思っても、感情を抑えて今日は無条件で「許す心」を実践して取り組むことにした。
十善戒律の不瞋恚(ふしんに)・いかりを捨て許す人になる』の実践である。
回収袋もいつもより倍の寸法のものにした。


写真⑤ 茨木市内・安威川散策開始 (上・刈り取り完了 下・西河原橋付近)


15 時 30 分現代の気温 22℃、湿度は何と40%、往きは川の流れに沿って水と仲良く下流に向かう。時折強く吹く風速 m/秒の風が背中を後押ししてくれるので快適である。しかしこの風は帰路においても止むことなく、真面目にしつこく続いていたので逆風に向かうことになり往生した。


真面目に『不瞋恚(ふしんに)』行動したのに「風あたり」は強かった。
       
                                                  (おわり)

写真⑥ 安威川でもカモが生活していました。