Hさんが50日振りに登場したの巻き

2023年10月 8日(日)   kumanoayu 


写真① 高槻市「高槻城公園芸術文化劇場」での演歌歌手「細川たかし」一門の公演に行っ
         て来ました。2023年3月完成で1500余席を有する大ホール他、いくつかの小ホール
    も有しています。


 今年は9月も夏と変わらない、いやそれどころか夏よりもかてて加えてもっと暑かったような気がする。ところがどうしたことか10月に入った途端に急に涼しくなって、連日 2122℃が続いている。いわゆる端境期が無くて一気に秋に飛び込んだ感じがする。
心の準備もさることながら緩やかな移行期間が無かったものだから後期高齢者上の位の ayu にとっては普段から人様に敗けない体力を保持していると思っていても、身体が瞬時の変化に十分に対応できないように感じる。
やはり自然には逆らえないということを痛感する今日この頃である。


写真② 新聞、雑誌、段ボールなど紙類の排出ゴミをいつでも引き取ってくれる民間業者さ
              んの集積ステーションです。自治体の集積は月2回です が、ここは年中無休なの
              で重宝しています。


急に衣替えに取り掛からざるを得なくなった。
夏物は比較的軽量かつシンプルな構成であるが、これからの合冬ものはボリュームがあるので、そんじょそこらの考え方では限られた容積の部屋には関単に整理がつかないので難儀している日々がしばらく続く。


部屋の整理整頓もさることながら、ここ1,2日間は少し体調を崩したようで少しいつもの元気が出ない。当初は風邪の兆候を意識したので市販の風邪薬を服用している。熱は35,6度と平熱である。
しかし気分がすぐれないので「安威川散策修養の旅」は心ならずもお休みした。


写真③ 1年に1度訪れる喫茶店で後から入店のおっさんが突然大きな声で電話を始めた。
    そして株屋と株の売買の話を始めた。店主が注意しないところを見ると上得意さん
    なのかも知れない。年に1度の客としては目くじら立てないことにした。


さんの案件が解決した。この問題対応に月後半から24日までのあいだ必死に取り組んで来た。しかし不思議なことにこの間さんは一度も現場に顔を出すことはなかった。少し誠意がない理不尽な思いがしたが、彼がこの場所で転んでひどい骨折をしたということは聞いていた。治療に専念しているのであろうと看過していたが、電話の本も寄こさない。
それまでは大した用事もないのに良く電話があったものである。ひどい時は分と経たないうちに度、度と繰り返し電話が鳴ったものである。


写真④ 撤去工事中の現地


それが突然10日(土)の夕方、安威川散策から戻ってきたところ、ばったりと彼に出くわした。ayu が引き上げて来る時間を予測して現場に来ていたと見える。怪我が相当ひどかったようで今も完治していない、重い物は持てないとのことであった。
当たり障りのない謝辞を度程繰り返し耳にした。
転倒して骨折したのであるがそれが体内の隣近所に響いて相当困難な事態であったとのこと、やっとこうして出歩くことが出来るようになったとの話であった。


そして話にあれやこれやと花が咲いてきた時に、ふと彼の口から、先日この近くの「太田小学校で自治会主催の夏祭りが有り福引で1等10 万円お買物券」が当たったとの話を聞いた。少し自慢したかったのであろうか!


ところがである。その頃の ayu はあの撤去作業で七難八苦の思いで作業に取り組んでいたのである。その頃は既に出歩ける状態であったんかい!
そしたら七難八苦の思いで取り組んでいる現場に顔でも出して陣中見舞いの一言でもいかがなものか!「北海道夕張メロンソーダ」の本でも差し入れしてくれても罰があたらんで。


写真⑤ 撤去作業中の現地


それからの彼は肩の重荷が取れたかの如く饒舌にあれやこれやといつもと変わらないおしゃべりを始めた。日が暮れて来るのに突然アポなしで現われてペラペラと話し相手にされても迷惑なだけである。


私の腹はこの時決まっていた。


彼とは長い付き合いは止そう。来るもの拒まず、しかし追いかけないと!


                              (おわり)


写真⑥ シクラメンの花 〈ネットからの借り物です〉