楽しい旅行もさることながらカロリーの取り過ぎに注意の巻き

2023年10月20日(金)   kumanoayu 



写真① 金木犀が香っています。花が落ちてブロック塀にも顔を出してくれました。
         自宅裏庭で(23.10.20)


                       同窓会1泊2日・近江八幡水郷めぐりの旅(その2)


 平日にもかかわらず観光目的のお客様が想像以上に多く沢山の人出であったことに驚いた。昔はこれほどでも無かったと思うが、本日の人出の多さを見て少々驚きを禁じ得ない。失礼だけれどこの近江八幡市はそれほどの観光地ではないと思っている。ましてや隣に世界的国際観光都市・京都を控えているので,これはなかなか勝てる筈が無いであろうと思うのが一般論ではなかろうか!


写真② 安土城考古博物館と付近の田畑風景(23.10.18)


ところがである。この繁盛ぶりを見るとどっこい、ええ勝負している感がぬぐえない。地元観光関係者の皆様の日頃の真面目な接客姿勢やご努力、京都ほど垢抜けしていないが、自然体そのもの、素朴な移ろいそのものがどうぞご自由にいつでもお越し下さいという雰囲気で歓迎してくれている様に感じる。


宿泊先は「国民休暇村」というホテルで、全国のおもだった観光地にも点在する。目の前には「琵琶湖」の砂浜が広々と展開されていて夏場の水浴遊びを始めとして賑わいがより一層増幅するのではなかろうか、同慶の至りである。


写真③ 安土城跡へ大手門跡から「大手道」に上っていきます(23.10.18)


館内は腰の曲がった老人が圧倒的に多く歩きも「がに股スタイル」で必死に前進している。早晩 ayu もこの場面に遭遇するのかと考えると他人事では無い。
姿勢を正して矯正に注力しながらその姿勢に引きずりこまれないようにしょうと新たな決意を強くする。今回の旅行の成果としょう!
高いお金を使って旅に出たからには、何かひとつでも収穫を上げなくてはならない。


写真④ 宿泊したホテルの前に琵琶湖が見えます(23,10,18)


今回は ayu にとっては、友との親交増大は勿論のこと大きな機会であることは言うまでも無いことで、片時も忘れず嫌われないようにその行動立ち居振る舞いひとつにも印象を悪くしないように心掛けて来た。


それもさることながら、ここは日本三大牛のひとつ「近江牛」の産地で知られている。水郷巡りの旅どころでは無いまるで ayu にとっては「ぐるめツアー」の旅であった。
普段ならば財布の紐と相談しながら比較的質素に検討してメニューを選んでいるのであるが、今回は既に大枚を幹事様に払い込み済みである。
幹事は参加者から不満の出ないように気を遣って苦情の出ないように、毎回豪華な食事を段取りしてくれる。
普段は甘党であるが健康面を考慮してセーブしている。主食は野菜中心である。


写真⑤ 近江八幡「八幡掘」界隈(23,10,19)


ここにきて一気に堰が切って落とされた。「用意されたものは全部平らげないといけません」と誰にも言われてないのに、主膳の他にバイキングコーナにまで遠征して無秩序状態と陥っていた。


昔は「元を取らねばならない」というケチな精神で貪欲に口に放り込んでいたようであるが、歳を重ねたこんにちは「一通りあれもこれも全て食べてみよう」と言う考えに変わった。 まあどちらもケチな精神の親戚みたいなものであるが、、。


帰りのバスの中でうつらうつらと軽い疲労感で寝込んでしまったようである。
明日からはこの旅で接種したカロリーを如何に減量しようか反省しながら真剣に考えていたら、友達からゆすり起こされた。夢を見ていたようである。
目的地の近江八幡駅に着いたようである。現実の世界が待っている。
          
                                  (おわり)


写真⑥ 高槻に帰着しました。夕景がお帰りと言ってくれました? (23.10.19)