２０２３年１１月２８日（火）　　　kumanoayu　

写真①　本日の目的地・滋賀県大津市・西国三十三所観音霊場第１３番札所の「石山寺」
   　　　 門前です。(23.11.28)

　従前から示し合わせていた紅葉を愛で乍ら食事会でもと仲良し３人組で誰から切り出すでもなく、しかしあっという間に話がまとまっていて、本日の催行となったのであった。

特別たいそうに「あーだ、こーだ」と言わなくても『阿吽の呼吸』で知らぬ間に最後の詰めまで決定してしまっていることと言うことは、糟糠の間柄では良くあることでは無かろうか！

写真②　最寄りのＪＲ高槻駅から「新快速」便を利用する予定で有ったが、朝からダイヤの
　　　　乱れが発生しており、「75分遅れ」で運行されていたが順繰りに列車が入線してく
　　　　るので、予定よりも10分程度の遅れで済んだ。　(23.11.28)

これが町内会あたりだとこうは「トントン」とすんなり話が運ばないことが有る。どうでもええことやと思っていても、「あーだ、こーだ」と異論を唱える人の一人や二人はいるものである。異論の中味をじっくりと聞いてみると、内容的に大したことでなく「だまっといてくれた方が早く終わるではないか！」と言うような場合もある。

このようなお方は自分の見解や意見を「何が何でも通さないとなりません」という程の強い信念で発言されていないことに気がつく。
「私もきちんと出席していますよ！傍観者では有りませんよう！」と言う存在価値のアピールであるようである。これは平和的と云えるのではなかろうか！

写真③　最初の乗換駅である滋賀県は山科駅に到着。ここで私鉄の京阪電車に乗り換え、集
　　　　合場所の「浜大津駅」に向かいます。左がＪＲ，右側が京阪電車の駅になります。
　　　　似て非なる目的で有ろうと予想される後期高齢者様のお元気なうるさいお声があち
　　　　らでもこちらでも賑やかです（23.11.28）

写真④　乗り換えた「京阪電車」個々の路線を走る電車はやや小ぶりに感じられる可愛い
　　　　電車でした。カラーは基本的には当電鉄会社のシンボルカラーです（23.11.28）

さて私ども仲良し３人会も「知らぬ間の阿吽の呼吸」組であると言えよう！
３人とも関西は老舗の大学である。東では日夜騒々しい大学もあるが、我が老舗の出身校は至って健全に発展していて、学業にスポーツに、そして他大学との連携、協調を壮んに行い、もって多くの有為な人材をごまんと輩出しているのである。

今さらであるが我ら３人組も母校の名誉と伝統を汚さないよう、老いてきた今こそ気を引き締めて更に社会の有為な人材たらんと決意しなければならない。
決して「有為の奥山」に留まっていてはならないのである。

写真⑤　最寄駅からは健康的に歩いて約１０分で目的地に到着です。人気のあるお店で昼食
　　　　時には順番待ちのお客様で一杯です。地元大津市に引っ越して約１年の勝手知った
　　　　る「Ｏくん」が手際よく予約してくれていたので、予定通リすんなりと「いらっし
　　　　ゃい」で迎えてもらいました。「Ｏくんありがとう！」　（23.11.28)

写真⑥　３人とも同店が誇る「うな牛重」を注文しました。写真は同店のネットからの借用
　　　　です。

ayu は経済学部出身であるが他の二人は工学部出身で自動機械装置などの設計技師として大手企業で多くの実績を残し、ある歳に達してからは高額な退職金をゲットして後、独立して「設計事務所」を起こし、今なお活動されている。

もう一人の「Ｋくん」は京都市内在住で京都の事なら任しといて、この10　年間で京都市内から郊外に至る神社仏閣の表から裏まで知り尽くしている同君によってayu は京都に目覚めたと言っても過言では無いと云える。雅な「葵祭」は通算５回は押しかけているほどである。

在学中に知己を得たかと言うとそうでは無く。３人が３人ほぼ時を同じくしてかれこれ10年ほど前に、勿論ビジネスの世界で偶然知り合うこととなり、意気投合、話がはずんで今日に至るのである。

写真⑦　「花より団子」食事の後はお参りが待っています。最高と感じられた
　　　　紅葉を高揚した気分で満喫させて頂きました（23.11.28）

２人とも近年大病を患いえらい目に遭われたが、持ち前の強靭な精神力と長年鍛えた体力と、ayu にはないところのご家族の温かい愛情のパワーで脱出された。

今日は縁あって滋賀県大津市・西国三十三所観音霊場第１３番札所の「石山寺」門前の和風料理屋さんで「炭火焼近江牛タンとうなぎのかば焼き」をいただくことにした。
長年住み慣れた奈良県・生駒市から昨年、ここ大津市内に引っ越しをされた「Ｏさん」の推薦である。

久しぶりに後期高齢者の友人とおいしい食事と友情の育み、紅葉狩りをご褒美に頂戴した「石山寺」お参り。天候にも恵まれて幸ある13,000歩の旅でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）

写真⑧　同⑦におなじです。