「海千山千」でなく「百戦錬磨」の方が宜しいのではないでしょうかの巻き

2023年12月16日(土)   kumanoayu 


写真① 小雨模様のため安威川遠征を断念して近隣の地元「芥川」界隈を散策することにし
    ました。ついでに食料の補給のためリュックを背負って近隣の食品スーパーまで歩
    きます。高槻市北部地域からJR高槻駅方向を望みます。 (23.12.16)


 年末だというのにビジネスのお手伝いで、昔の友人がかかわっている会社のお手伝いをしている。なんだか、とんとん拍子で「契約出来そうだというところまで話が進みました」と連絡が有った。


次は「契約」作業に進まなくてはいけない。彼はどちらかというと「技術畑」なのでここは「営業畑」出身の ayu の経験を持ちだしてくることになる。


あーですよ、こうですよ」と具体的に分かりやすく解説しながら進めて行く。
すると彼から「海千山千(頼りにしてます、褒めてます)の ayu さん」とメールが入って来た。感謝の表現をしてくれたのであろう。


写真② 芥川の川筋を散策しています。下流に見える橋は「西之川原橋」です(23.12.16)


海千山千」と形容して「頼りにしてます」とその気持ちをこちらに伝えたかったのであろうか! この言葉は「あの人は海千山千の営業マンだ」などといった使い方をすることがある。


しかしちょっと待てよ、この表現は「豊富な知識や経験が有り、優秀な人である」と認めながらも、「狡賢いところがあり、悪賢いところがある人物だ」と周りに注意喚起を促すときに用いられる言葉ではないのか!


写真③ 芥川散策で上流「塚脇橋」方向をを望む(23.12.16)


しかし彼は真の意味を十分解さないまでも、真意は「頼りにしてます、褒めてます」と表現したかったのである。
彼の気持ちの表現には百歩譲って誤りは無かったのであろう!
誤りは無かったのだけれど、用法に置いて誤りが有ったのである。


今回の場合は「千軍万馬」、もっとポピュラーな「百戦錬磨」とでも表現した方が適切な表現だったのでは無かろうか!


写真④ 自治体管轄の空き地の雑草刈り取りが完了したが、完成では無かろう! 取りあえ
    ず目障りなものは刈り取ったという感じである。 肝心の「歩道」としての機能は
    回復していない。
    完成までにはまだまだ自治体との折衝に年月がかかりそうである。(23,12,16)


彼もここの所は十分わかっていて「頼りにしてます、褒めてます」とわざわざ注釈入りでレターを寄こしてくれているのである。
気持ちは十分に理解しましたよ!


ここのところは僭越ながら「技術屋」と「営業屋」の少し差のあるところであろうか!
しかし「契約」が無事に済めば今度は「海千山千」の技術屋の力量を十二分に発揮する出番であるのである!
おっと! 間違ってしまった! では無くて
百戦錬磨」の技術屋の力量を十二分に発揮する出番であるのだ!


                                 (おわり)


写真⑤ 茨木市・西河原公園内の残秋です(23.12.15)