奈良県内国道169号での大量土砂崩落事故に思いを寄せるの巻き

2023年12月27日(水)   kumanoayu 


写真① 本日の安威川散策起点でいつもの後方を望んでいます。比較的穏やかでしたが雲だ
       けがどんよりとしています(23.12.27)


 奈良県下北山村池原の国道169号で今月23日夜に発生した土砂崩れで、和歌山県内の70歳代の男性が乗った車が土砂に埋まっている可能性があるが、二次災害の恐れがあるとして捜索活動は28日再開の予定であると言う。
(以上の情報は12月26日付け読売新聞/朝刊から抜粋)


連日TVや新聞等でのニュースでも報道されているので、ここ関西だけで無く全国的に伝わっているのではないかと想定される。


写真② 安威川左岸、川原から多目的広場を見ています(23.12.27)


一刻も早い捜索活動の再会を祈るばかりである。
この国道は和歌山市のお方達が和歌山市から紀ノ川沿いに東上し、さらにR 169 号になってから吉野川沿いに東に向かって、三重県のR 42 号に入り、熊野、尾鷲、長島町方面での「海釣り」に遠征されるため至便なルートであると聞いている。


このニュースを耳にして ayu も一瞬凍りついた
不肖この ayu は本籍地が三重県熊野市なのである。只今は第二の故郷大阪で生活しているが、里帰りの時はこのR169号を利用して来たのである。
近々にもお正月には両親の墓参で帰省を考えていたところで有った。


写真③ 養生しているお花畑も夏の1年草が枯れてしまったので、葉ボタン、ストック、
              テルスターを植え込みました(23.12.27)


カーブの多さに加えて上り下りのきつい勾配の道で有る。難所と云えば難所なコースである。
物心ついてこの方自動車で帰省することを開始してから今日まで通算 800 回は利用していると言っても過言では無い。生意気な話、信号のある場所、カーブのある場所、上り下りの勾配、特定区間の距離、大半は頭の中に入っている。目を閉じればその場面の動画が瞬時に頭脳を駆けめぐる。


しかし予期せぬ崩落事故だけは避けようがないであろう!


写真④ 茨木市・西河原公園内のバラ園横を通過(23.12.27)


実は今回発生の場所とそれほど離れていないところで、2011 年に同様の大規模な土砂崩落事故が有り、乗用車が閉じ込められ名の方が犠牲になられているのである。
西側から東側への峠越えの分水嶺ともいえる「新伯母峯トンネル / 1964 m」を通過して、およそ 600 mほど東(熊野方面)に向かった地点で有った。
事故後にはその場所を避けるべく「和佐又トンネル / 924m」が建設されたのでした。


安心、安全になり、そのトンネルを通過するたびに、犠牲になられた名様のご冥福をお祈り申し上げているのであります。


今回の事故の一刻も早い救助、解決を祈るばかりである。


                               (おわり)


写真⑤ 今回土砂崩落事故の現場写真,下面は「池原ダム湖」〈ネットからの借用です〉