「1億人がPETボトル1本のゴミを収集すると1億本の浄化になる」

先日の国際ニュースで有る団体の代表者が述べておられた言葉です。
                2022年11月15日(火)    kumanoayu


写真① 銀杏並木(高槻市内)


 2,3日前から気になっていたのですが、捨てられた大きなゴミ袋、」その時は水の中に漂着していたので、回収を諦めて手つかずのままで申し訳ない気持ちでいたのです。
しかし今日は心を入れ替えて『口元をキリットしめて威風堂々の気持ち』で「ゴミを集めるぞ」と心に決めたので、いよいよ前進を開始しました。水の中に入る装備をして(と言っても単なる長靴を準備)実行しました。
捨てた人も丁寧にLサイズの買い物袋に、缶ビールの空き缶、発泡製丼ぶり鉢、食品のフイルム空袋などなど、想像するに楽しい小宴会の後始末に丁寧に袋にまとめて入れたものであろう。そこまでは良かったが、不法投棄はいただけません。ましてや分別廃棄が全くなされていません。その上、最悪は川の中に投棄するという行為です。回収は回収でも回収に困難が付きまといます。深い所でしたらおいそれと容易に回収は出来ません。
其のうち雨でも降ろうものなら増水して川下に流され、回収がもっと困難な状態になるかも知れません。

写真② 今を盛りに天高く咲き誇る「皇帝ダリア」


カラスが突いて袋を破き中のゴミ類が周辺に散乱する。
 更にその上困るのはカラスが突いて袋を破くのです。中に入っていた色んなゴミ類が散乱するのです。知能的とまで言われているこのあほんだらカラスは己の目的の為に一心不乱に中に入っているであろう己が狙う目的物を求めて袋を食い散らすのです。と言うことは本来智慧者で賢いのか!
散乱したゴミ類を周辺から集めるのもこれまた二重の手間暇がかかります。
川に投棄しないでせめて陸地に置いてもらった方がどれだけ助かることでしょうか!
この智慧者カラスにお仕置きを与えようと、いしころを探しましたが直ぐに簡単に見当たりません。川原に降りてゴミを回収するのではなく、手頃ないしころを数個集め背中のリュックサックに忍ばせました。『備えあれば患いなし』でカラスに対峙いたします。

写真③ 2mほど横に広がって咲いている菊


 通常の家庭では定められた日に、定められた分別排出を遵守されています。
そしてこれらゴミステーションは、あのあほんだらカラスの不法な行為を防衛するための「ネット」が準備されています。最近はこのネットの色が『黄色』になっています。そういえば以前はネットがあろうがネットを押しのけてでも侵入して悪をしていましたが、このカラーは一定の効果が出ているようです。近くの「ゴミ収集ステーション」では昔ほどカラスを見なくなりました。

写真④ 「ダイアモンドリリー」も大きく咲いています。


 散策中にJR鉄橋横の「西河原新橋」の橋の上からゴミ袋を投げ落とす輩を何度か現認しています。
自転車で持って来て投棄するのです。今の時代私たちの生活環境は昔と違ってうんと向上していると思います。生ごみは元より分別回収も定められた曜日が決まっていて、自宅の近くにはゴミ集積場所が整えられています。自分で自転車で運んでこなくても良いのですが! このような輩は一体どんな人種なのでしょうか?
町内のゴミ集積場所の所在地を知らないのでしょうか?
川に捨てるな! 
路上にでも置いといてくれ!
川に捨てられたら二重、三重の手間暇がかかるんや!
挙句の果てにカラスに突かれて、はみ出したゴミは川下に流れ出し、海に流れ落ちる。そして海洋汚染に繋がっていく。


「いったん海に流出すると大きな問題になります。耐久性が高いため長く漂流し、海の生物に直接影響を及ぼすだけでなく、太陽光などにより劣化し微細なマイクロプラスチックになり、有害物質を吸着し有害物質の運び屋になっていくのです。海洋プラスチックの問題は、使用そのものを減らしていくことが、一番重要です」
  この項は上智大学・大学院・地球環境学研究科/織朱實教授 

2019.8.1 掲出 上智大学の視点~SDGs編から引用させて頂きました。
                                   (おわり)

写真⑤ 住宅地の横の畑には鈴なりのみかんが!