タイ王国・首都バンコク(Bangkok)旅行レポートの巻き その③

2024年01月12日(金)   kumanoayu   その  ③ / ③


Kingdom of Thailand (タイ王国)
首都 バンコク(Bangkok) 旅行レポートの巻き (その③)


写真 繁華街(近くに有った「スタバ ’ 」のお店も良く利用しました。


タイ文化にふれる
①  ニューハーフ  ショー
 今やタイの名物ともなった美しい「ニューハーフ」による歌あり踊りあり笑いありの華
 麗なパフオーマンスが毎夜繰り広げられている。当初の印象では「フン!しょうもない
 という観念でしかなかったのであるが、「見ると聞くでは大違い」とはこのことでは無い
 か! 休むまもなく次から次へと総勢 50 名ほどのスターによる質の高い絢爛豪華な群
    舞、あっという間に予定の 90 分が過ぎ去った。有料なので”プロ意識“を持って一生懸
 命、芸を演じ切るのは当然であると思うが、持てる体力と芸術力を力の限り演じてくれ
 た。その気持ちが直に伝わって来た。感激した!の一言である。


 ニューハーフは綺麗な人が多いのにはびっくりした。しかし化粧が上手で尚且つ衣装が
 きらびやかで、そのうえ舞台から少し離れているので、実際接近したらどんな感想にな
 るか保証はない。


写真 宿泊したホテルのプール


 演目の中に日本を取り上げたと思えるショータイムがあり、「蝶々夫人」を連想させるよ
 りもっとひどい、まるで夏の布団を着せたような着物衣装で、両手に大きな扇子を持っ
 てコミカルなスターが登場した。これはこれで楽しく演じ、笑いを誘ってくれたが、少
 し冷静に想えば「少し小馬鹿にしている」という印象を受けた。日本人からするとこの
 感想は私一人ではないと思う。しかし遠く離れた海外の演出者の思いと純粋の日本人と
 の“文化の違い”であろうと思うのでこれはこれで目くじら立てることなく、笑って楽
 しめば良いと思う。


写真 「ニューハーフ」によるショー


印象に残った演目
 「アリラン」韓国・朝鮮民謡/を歌いながらのショーで有ったが、幼い頃からどこからと
 もなく、良く耳に入って来てよく聞いていて頭の隅に鮮明に残っている。
 出だしの歌詞は“日本語?”と思えるような言葉なので尚更、耳目を引かれてしまう。
 歌もすごく上手で情緒たっぷりに歌い上げている( “ 口パク “ かどうかはこの際問題では
   ない)演者も日本式の時の一人と違って多くの民族衣装の美人が沢山登場して、一段とム
 ードを盛り上げて感傷的に引きこんで感動させる。


 本日の出し物の中では一番印象に残った。アリランの歌は私達東洋人に相通じるものがあ
 るように思う。この演目を鑑賞できただけでもこのショウに来た価値は大いにあると認識
 している。


 (参考)(1)日本における宝塚歌劇、松竹(SKD)、日劇 ( ダンシングチーム )などを連想させ
        る内容のショー。
     (2)入場料約 800 バーツ( 3000 円)


写真 対岸とホテル間はボート(舟)を利用できる


② タイ式マッサージ
  バンコクには多くのマッサージ店があると聞いている。こりをほぐしエネルギーの
  流れや呼吸を整えることが健康につながると考えられている。全身を丁寧にくまなく
  約 90 分かけて施術する「古式マッサージ」店は町のあちこちにあり、手軽に受けら
  れる。私も年が年だけにあちこちが痛くて悲鳴を上げるのではないかと思っていた。
  しかしながら少しは痛さを我慢したが、それほどでもなく無事終了。旅の疲れが取れた
  思いを有した。施術者によっては手抜きではないけれど、力が入らずに終わってしまっ
  た。と不満をもらす同行の者もいたが、私は幸いにして 100 % 満足した。
  (1)料金約 700 バーツ(約 2500 円) チップ(約 700 円)



最後に
 都市の大きさや街のイメージからすると、日本の番目に大きい「大阪市」に似ていると
 感じた。人口もほぼ840万人前後と拮抗している.首都東京と違っておしゃれさより
 も、経済追求、商売一本槍という庶民の活発な意気(気風)を感じた。
 繁華街は何でも揃っており、大阪の繁華街とその利便性においては何ら不便を託つことは
 無いと思った。


 サワデイカ、コップンカ の精神が日常的に根付いている敬虔でフレンドリーなお国の皆
 さん、及びこの催行を実施して下さった会社のオーナーさんに感謝しつつペンを置くこと
 にする。                        (2019年6月21日)


 (参考文献)・バンコク徹底ガイド/発行:
       (株)ラテラ・インターナショナル・タイ国政府観光庁/観光ガイド