英国紳士から東洋人が学んだ after you の秘かなる楽しみについて考えるの巻き

2024年02月18日(日)   kumanoayu 


写真①  17日(土)は散策をさぼることを余儀なくされて、兵庫県川西市在住の孫に会
                  うことにして自家用車で出発した。片道約33km、往復で70km 弱、車のバッテリ
     ーのためにも手頃なウオーミングアップと言えよう。R171を西に向かう。
     大阪モノレール彩都線と立体直交する。最寄りに「豊川駅」が有る。


 安威川散策を「人生修養の旅」と勝手に副題と名付けて行動している。どうすれば人生修養になるのであろうか?深く考えたことは無い。ただ周辺の方々に少なくとも嫌われないように行動しないといけないだろうとまずはそう思っている。


前方からこちらに向かって歩いて来る人と正面衝突しないように早めにこれを察知して道を譲ること。AYU の好きな 「After you 」である。英国紳士のたしなみとしてロンドン市内で英国の紳士、 英国人から学んだのである。
それ以来、事あるごとにこのことを念頭に置いて行動してきた心算でいる。


写真② R171 をさらに西に向かうと、次の大きな立体交差点新御堂筋と直交する。高架道
    路の中央部は北大阪急行電鉄の延伸工事が完成まじかで、この地区(箕面市)のさ
    らなる発展が期待されている。最寄駅は「萱野駅」である(24.02.17)

写真③ 同上②の付録編(ネットからの借用です)


AYU は色んな出来事に対して心の中で「勝ち」,「敗け」で評価、判定を下す癖が有る。例を挙げるならば「道を譲る」という行為である。
先方から歩いて来る人でも良い、自転車に乗っている人でも良い。
徒歩人ならば正面衝突しても倒れ込むことは無いと思うし、柔らかいクッションで 20cm 程はリバウンド(rebound )するかも知れない。


対面相手が大阪のおばんやったらさっさと 「after you 」して正面衝突を回避する行動に素早く対応するであろうが、比較的若い姉(ねえ)やんだったら気づかない素振りでぶつかるかも知れない。
よこしまなことを考えていたら体力が低下しているので跳ね飛ばされて怪我をしないとも限らない、ええ加減に齢のことを考えて行動すべきであろう!


写真④ 阪急電車・宝塚線「池田駅」前を通過する。道路は R176(24.02.17)


After you しても相手様の反応はまちまちである。丁寧に軽く立ち止まって会釈して下さるお方もいらっしゃれば、立ち止まらないまでもすれ違いざまに軽く会釈して下さる方もおってである。全く知らぬ存ぜぬの輩もいる。


AYUの経験から言うと挨拶を下さる方は  2 % くらいかな、言うときまっけども、この数値はあくまでも茨木市内の安威川散策道中での DATE です。高槻市内だったら 40 % に跳ね上がります。


100 m くらい先からお互いがすれ違うことになる狭い道を歩いているとする。
どちらが先に気がついて道を譲るか、直前までにらみ合いをしないで、極力早く譲る行為が思いやりというものではないだろうか!相手様に気を遣わせることを強いることの無い生活。譲ることによってこの勝負こちらの勝ちという秘かなる満足というよりも陶酔感であろう。こちらの方が上等なマナーを持っていますよ!あなたはその点で負けていますよ!と心の中で叫んで秘かに勝利の美酒に酔いしれているのかも知れない。


これくらいの勝負!勝ち、敗け」のゲーム感覚で楽しみながら歩かないと体が持ちません!


英国紳士はその様な邪な精神まで教えてくれ無かったと思うが、勝手に捻じ曲げていては海の向こうからお叱りが飛んで来るかも知れない!


                                   (おわり)


写真⑥ 新名神・川西インター (兵庫県) 付近の高架道路です(24.02.17)