久しぶりのビジネス活動で新幹線に乗車して広島に向かったの巻き

浦島太郎的心境に陥る事件が勃発! 
早起きは三文の得を実感する。


2023年2月19日(日)   kumanoayu


写真① 安威川散策起票(スタート)のある太田小学校付近です。少し上流には「是推橋
     」が有ります。河床に堆積した土砂、さらに高水敷の遊歩道に堆積した土砂など
    を除去する工事が始まっています。これにより遊歩道に雑草が発生する土砂が無く
    なるので利用しやすくなります。同時に河川の水流が本来の流れを担保され、増水
    時にも氾濫防止等の安定的流れが確保されます。とは言うものの現代はこの上流に
    「安威川ダム」が完成したので、この心配はうんと軽減したと申せます。


  2月16日(木)かれこれ2年振りでしょうか! 新幹線を利用してビジネスで日帰り出張することになりました。8時間勤務の仕事に幕を下ろしてかれこれ2年が経過した今は、やることもこれと言ってないのです。しかし昔の取引でお付き合いのあった親しいお方から「昔取った杵柄」を頼って下さってビジネスサポートのいわゆる「助っ人」の相談が入ります。老いたりとはいえ「まだまだお前たちには、どっこい!教えることがなんぼでもあるぞ!」と言う気持ちだけは強気です。


写真② 河川の名称を示す断面図です。以前にも登場しています。


しかし2年間の外出ブランクは想像を超えて少し凄まじいものが有りました。
最寄りの出発起点である「JR高槻駅」で、予約していた指定席券を購入するときにそれは現出して来たのでした。
「みどりの窓口」が8時からの対面営業開始時間となっていて、この時間帯では自動販売機に予約情報を入力して発券するシステムに変更していたのです。そこには予約番号を入力しなければなりませんでした。
前回までは「J-west」カードを提出すればよかったのです。その予約番号は自宅のパソコンに返信が来ているとのことでしたが、この場所では確認できません。出先でも利用可能な携帯電話を登録していなかったのです。
少し大げさな話ですが乗車時間が迫ってくることも有り、気持ちに焦りが出て来ます。挙句の果てにとうとう最後には「浦島太郎的心境」を味わうことになり「もう駄目だ、潔く引退せねばなるまい!」と悲壮感が迫ってくることになるのです。気持ちばかり若いと思っても、やはり現実は厳しい!


写真③ 高水敷の遊歩道に堆積した土砂によって遊歩道利用部が狭くなり、夏になると1,5m 
    くらいまでに雑草が伸長しいやがうえにも利用部が狭くなります。
    この土砂もいつか撤去してくれるのでしょうか、期待したいところです。


「年寄りの冷や水」と揶揄されないうちにさっさと引っ込んで年相応におとなしくして居る方がよほど世間様から大事にして頂けるのではなかろうか!
体力と言うよりもデジタル的文化の凄まじいまでの進化に追い付いていけないのではなかろうか!と、異次元の世界にポンと飛び込んだ感じが有りました。
JRの職員も孫のような若手ばかりで昔のように年期の入ったこれぞ鉄道マンと言う筋金入りの赤銅色ギラギラ感はどこを見渡しても無く、いやいるにはいるかも知れませんが、デジタル、パソコンお宅のような若い若い男女が現場を取り仕切っている感じです。何を聞いてもその専門的横文字デジタル単語付き言葉が私の耳を襲います。


しかし少し落ち着いてから間を置いてつらつらゆっくり考えてみれば、それほど恐れることも無いのではないかと思い直して来ました。
自分はこのような世界から2年間ほど離脱していたのだから「しゃーないやんけ!」ってところであろう。そう考えてみると少し頭が天上の世界から現実の世界に舞い戻って来た気がして、少し落ち着いて来ました。
窓口営業時間の変更に伴い乗車券等の購入方法が対人は不可だったので、自動販売機方式に変更されていただけの話であること。
自動であるから、アクセス番号が必要であること。それだけのことやんけ!浦島太郎!? なんぼのもんや!少し大層に考え過ぎと違うか! と先ほどの悲壮感はどこへやら、すぐに調子が変わって生意気に鼻歌混じりの心意気に変わっていました。


反省:人生にブランクが有った時はその間の進展、変更ぶりを事前に良く調査して、尚且つ
   行動シュミレーションを行って準備万端のこと。
   行動時間には余裕を持った時間配分を計画すること。予定通リ進行しないことも有り
   うることを念頭におくべし。世の中は常に目まぐるしく進化変転していることを肝に
   銘ずべき、 でした。


写真④ 無事に戻ってきました。JR高槻駅前の夜景が「お帰り」と迎えてくれました。