２０２４年０１月２８日（日）  　kumanoayu　

写真①　京都から西国へと至る 西国街道 「西国街道」とは、京都（東寺口）から大山崎、
               高槻等、淀川右岸を通り、大坂を経ないで西国（下関、九州まで）へ至る江戸時代
    　　　の重要な幹線道路のことで、京都から西宮までのルートは別名“山崎通”とも呼ばれ
　　　　ていました。写真は大阪府茨木市内のこの街道の一部を写しています。
　　　　
　ＡＹＵは自分で賄いをやらざるを得ない立場なので好むと好まざるに関わらず、食用材の買い出しには自分で出向かないといけない。
三日に一度ほどの割合で食品スーパーに立ち寄ることが慣習である。
立ち寄る店舗は大体決まっている。
目的別に大別すると、ドラッググストア、ホームセンター（花卉含む）、食料品、家電品とこんな程度か！

そのうち最も多くお世話になるのが、やはり食料品店である。
最近立ち回った「大型ショッピングセンター」も華やかさが有り、品数も豊富であり、量もたくさん出回っているので選択の幅が広がる。買い手としては申し分ないと云える。買う側の心理面からしても選択肢がワイドであるということは魅力的である。但し何度か訪問して欲しい商材がどこに陳列されているか早くその置き場所を頭に入れて置く必要がある。

写真②　西国街道「太田一里塚跡」、大きな「ニラノキ」が倒れてさらに横に伸び、そこか
　　　　ら垂直に伸びあがっている生命力逞しい姿に遭遇することが出来る。左側部が根元
　　　　の部分でそこから右奥に伸びている。

あっちへ行ったりこっちへ行ったりうろうろするのは時間の無駄である。
そんな時間が有るのであれば早く済ませて美味しい珈琲の一杯なと味わう方がよほど気が利いているというものだ。

これら各店舗には「ポイントカード」と称する制度があり、購入金額に応じて一定のポイントが付与される。貯まれば金額に換算して買い物の精算に還元して利用する。

写真③　同上の続き：　根元の部分です。全体が重くて折れ曲がったようですがここから倒
　　　　れた状態で命をつないでいます。

大型店はともかくとして従来から良く利用している店舗は滋賀県彦根市に本部を有する関西ではＢＩＧな店舗である。
ＡＹＵが常時利用しているのはその傘下の子会社的店舗である。本部の大型店舗と店舗の中間点を補強して補うべく配置されていて、どの場所からでもこのグループ企業の店舗にアクセスできるようになっているので、お利口さんな配置と云える。近江商人のど根性がいかんなく発揮されているのであろうか！

買い物カートに買いものかごを乗せて店内を買いまわる。通路のど真ん中に立ち止まって「携帯電話」の画面に夢中になっている輩がいる。訪問すると必ず１度や２度このような行儀のよくない輩に遭遇する。
買い物の邪魔になるのである。外に出て行って寒風で冷えるまで好きなだけ利用して来れば良いのだ！　カートをガツンとぶつけてやりたい衝動に駆られるが、そこまでやると喧嘩に発展するかも知れないので常識人のＡＹＵはやらない。

おのれの都合に夢中になって、周辺に気配りしないといけないということが、頭からお留守になっているのであろう。よく見ていると老若男女問わずだれかれとなくこれであるから厄介な話である。

写真④　同上の続き：根元の部分

店舗の社員が商材の補給や配列作業で店内のあちこちで作業している。
補給のために商材を高くまで積み込んだカートを押していたり、また商品棚に補充するための作業をしていたり、お客様のために棚を空っぽにしてはいけないと、一生懸命それぞれが自分の担当している作業で一心不乱に作業に邁進している。

経営者側から観察すれば「よく頑張っている。ありがとう！お疲れさん！」と賛辞を与えるとしょう！
しかし客として買いまわりしているこちらとしては、時として正面からぶつかりそうになっても彼ら彼女たちは「 After you 」しないのである。

商品棚に補充している時もそうである。商品の入っている箱を周辺に積み上げていたり、大きなカートに阻害されて、取りたい棚に手が伸ばせないようなことが有っても、購買のお客のことは知らん顔、忖度しない。

パートタイムの時間内に自分たちに与えられた当日のノルマを消化するために必死になって従事している気持ちは分からなくもないし、それはそれで尊敬に値する。
店舗本部の教育方針と店長の裁量によるのであろうか！
しかしお客様が気分よく買い物できる環境が最優先されるべきではなかろうか！
こんな姿はどこかのお国ではないのか！

日本らしく礼節を発揮してもらいたいものである。

小さな買い物でも気分よく買いまわりたいものである。

しかし「百貨店」と比較した時は100% の違いを感じてしまう。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）

写真⑤　同上の続き：付近の西国街道沿いの住宅。
　　　　お断り　写真の多くはネットからの引用です。