２０２４年０４月０６日（土）　　kumanoayu　

写真　①　茨木市/安威川右岸の土手に開花した「さくら」（24.04.05）

　自宅内のえらいさんが「めまいがする」と言って明日の朝掛かりつけの病院まで自動車で乗せてって欲しいと言って来た。
「それはいけませんね！お安い御用ですよ！

従来からお医者さんに掛かっていて、きちんと診察して頂いているという。
最近はそれほど悪くは無かったので薬を飲んで無かったらしい。そしていざという時、薬の在庫が切れてしもうてあれへんという。

写真②　アブラナと大根の花の共演：安威川/太田中学校付近の畠にて。（24.04.05）

突発したことでは無く従前から患っていて、当該のお医者さんに掛かってお世話になっているとのこと。

家庭内では「おはようさん」とも口も利かない「家庭内別居」同然の生活を好むと好まざるとにかかわらず、強いられているのである。
しかし頼まれたとあっては、ことがことだけに知らん顔をするわけにも行かんし、其処は大人の行動を取るのが筋というものであろう！

半年ほど前に「私はもうあなたの自動車には乗りません宣言」を一方的に受けていたのである。それ以来えらいさんは食料品の買い出しは、己が医者通いした帰りに駅前の大型食品スーパーで買い物を済ませ、サービス配達させたり、タクシーで荷物持参で帰ってくる。

写真③　安威川左岸の土手に開花した「さくら」（24.04.05）

出発の時は自宅横にバスストップが有り市営バスが都合の良い時間に走ってくるので利用している。「老人向け無料パス」を有している点はこの AYU と同じで有る。

原因は聞いてもよう知らんけども、なんでも「耳の三半規管のどこかにゴミの類が有って動きどころが悪いと障害を起こす」のだそうだ。薬効で抑えているとのことであったが「薬が切れてしまった」状態であれば如何ともしがたい。

切れる前に段取りするのが大人のそれも病人の常識というものであろうが、今そのことを言い立てても始まらないので、困っている時はお互いさまであろうか、どうせ暇人なので喜んで対応するのである。

写真④　安威川右岸、永久橋付近の堤防表法面に展開する「セイヨウカラシナ」
　　　　（24.04.05）

大見栄斬って「乗らない」と言った手前、「乗りませんけども救急車が来てくれない時及び薬を切らせてしまったというへまを仕出かした時は乗せて下さいな」
と宣言を修正しておいてもらいたいものである。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（おわり）

写真⑤　安威川/散策開始地点まで戻ってきました。夕刻です。
　　　　右側は太田中学校です（24.04.05）