緊急に面会希望者リストを作成しないといけないと決意する AYU の巻き

2024年04月16日(火) kumanoayu 


写真 ① 安威川散策スタート地点付近で高速道路防音緩衝緑地帯に咲く桜(24.04.15) 


 散策を続けていると高校同級生 君の奥様から電話の着信があった。
君が昨日体調すぐれず緊急事態で“救急車搬送”で入院して救急集中治療室(EICU)に入っているというではないか!


彼には只今の所 AYU と共に、高校同窓会で学年の幹事役を引き受けてもらっている。在学中は新聞部の部長で有り AYU が成長すると部長を譲って自分はもうひとつ愛してやまない山岳部に鞍替えした。週末は殆どと言っていいほど大阪駅から夜行列車で長野方面に向かっていたことは忘れていない。


写真② 養生している花畑では、昨秋近くのご婦人から分球で分けていただいたユリの球根
    から芽が出てきている。世にも珍しい「朱茶色系の色」をした「ブラックアウト」
    という品種名で、魅力的なカラーの花が咲く。7月頃の開花が待ち遠しい。


卒業以来かれこれ 55 年近く仲良くお付き合いしている間柄である。その本人が AYU にとても会いたがっているとの伝言であった。
彼は心臓に脈拍数を維持する「心臓ペースメーカ」を装着していることはかねがねから聞いていた。どちらにしてもこれはほっとけない!「明日にでも出向きますわ!」と言って電話を置いた。


何が有ったんや!


心配やなあ!


落ち着かんなあ!



写真③ 養生中の花畑です(24.04.15)


呼吸不全、循環不全、多臓器不全、聞いたことのある単語が頭の中を駆けめぐる。病院の「EICU /ナースセンタ」に電話をつないでもらった。
午後時以降の面接が可能で有ることは承知していた。


婦長さんが「あなたは患者さん本人が緊急連絡人に登録されていないのでお越しいただいて
      も面談のための入室は出来ません!」


AYU     「患者本人が指名して来ているので、そんな堅苦しいことを言うてる場合と違う
                     ぜ! 患者さんが苦しい中からリクエストして来たんじゃないかい! 
                    嘘や思うたら当の本人に聞いて来たらんかい! 緊急時やないかい! 」


しばし待たされたが「NO」の見解は変わらなかった。
明日彼の奥さんがお見舞い訪問した際に「善処」して呉れることになった。


写真④ 同上③に同じです。


なにを予期しているのかどうか、よう知らんけど患者本人が「会いたい」と所望しているのに「規則ですから」と拒否されたら、これはどえらいことですよ!


AYU も「緊急時の直前面会希望者リスト」を準備して朦朧とした意識の中でもこれだけはしっかりと「ナースセンター長」さまに提出しなけらばならないのか!
うかうか安らかに入院するわけには参らぬぞ、どえらい世の中になってしもうたなあ!


写真⑤ 同上②と同じ場所に咲く地植えの「ドウダンツツジ」春の開花です(24.04.15)


その様に強い精神力と強い意志を持って「救急集中治療室」に搬送されてそのリストを提出したら「そんな元気の良い患者はとっとと出て行けえ!」と言って追い返されたりして! ああ生きることが難しい時代に突入してしもうたなあ!明日からどんな方針で生きるかじっくりと作戦でも立てるとしましょうか!
                                  (おわり)


写真⑥ 高槻市内で、図鑑によると「イングリッシュデージー」(24.04.10)