安威川散策は雨に歓迎されたくないのに途中で折り畳み傘を取りだすことを余儀なくされたAYUの巻き

2024年04月09日(火) 4  kumanoayu 


写真 ① 安威川散策開始地点付近で「桜と桃」の共演(24.04.08)


 4月8日(月)折角待ちに待った「さくら」がいっせいに開花したというのに天気予報によると午後あたりから雨に変わるらしい。そして明日になるともっと降るということである。気温も少し下がるらしい。


午後2時過ぎに折り畳み傘持参でいつもの「安威川散策」に出発した。
高槻の空模様は夕刻頃までは心配ないであろうと観測していたが、ここからおよそkmほど西下して茨木市の目的地に近づくと、雨雲が低く垂れこめて「ぼつぼつ降らしてもらいまっせ!」と言っているように思える。


この現象は今日だけのことでは無く、天候が崩れそうなときは毎度のことなのである。
安威川近辺はこの川の上空に川の流れのある何かが影響しているのであろうかと思う程に、毎度、毎度似て非なる現象に遭遇することが多だ有る。


写真② 安威川散策開始地点の近くで「桃」系統の花(24.04.08)


歩き出して2,000歩くらい下ると案の定予報通リ「ポツリ、ポツリ」と傘を拡げなさいと言うように上空の「雨降らせ女」の意地悪なのか親切なのかようわからんけども、自然体のささやきが行動を促す。タイミング良く吉幾三さんの「酔歌」が口をつく。


身体は既に「茨木市民プール」の横に差し掛かっている。何にも無しの河川敷をこのまま前進するよりも、ここから始まる「西河原公園」内の大木樹林帯を通過する方がその枝葉が降雨のしたたりの雨除けになってくれることを期待出来るという50歩100歩 みたいなことを考え乍ら、足の舵をそちらに向ける。


写真③ 同上①に同じ場所付近で「さくら」です。


途中で国道171号道路を立体直交するための長さ30mほどのトンネルが有る。
傘を持参しなかったのであろうか、うろうろとゆっくりした歩調でこのトンネル内を往ったり来たりしている女性がいた。
「大した雨で無いわい!」と思って雨の治まるのを待っているのであろうと思われた。


高槻での観測では「夕方までは降って来ないで有ろう」と見ていたので有るから、茨木市内のこの女性も同じように考えていたのかも知れない。


しかし高槻は降らないであろうという観測は正しいかも知れないが、ここ茨木市の安威川は西へkm移動してきたうえに、川の流れのある近辺ということを想定して気象現象を把握する必要があるかも知れない。現にここに移動して来たら降って来たのである。


そのことを生活体験から把握している AYU 様は用意周到に「傘」を開いているのである。この勝負は AYU 様の勝ちということであろう!


写真④ 満開の桜です。晴天の日に撮りためた作品です。ご鑑賞下さい。


小さな折り畳み傘だったので、お声がけして「相合傘」と言う訳にも参らぬし幅m弱のトンネル内をその女性と顔を合わさないように細心の神経を集中して無事に通り抜けた。


散策の目的を遂行すべく大木の枝葉の恩恵を被りながら尚且つ後ろを振り向かないように気持ちを管理しながら歩を進めた。
かれこれkmほど前進したが雨足が予想よりも尚頑張って降っているので、いつものkm下流方向までのノルマ歩行を断念して ターンすることを早々と決めた。


写真⑤ 同上③と同じです。


決して後ろを振り返らないように細心の注意を払って通過したあのトンネルを再び通過することになる。


雨はまだ続いている状態である。件の女性はまだゆっくりとした動作で「鯉」の泳ぎのようにゆっくりと往ったり来たりを繰り返している。
雨に濡れるのは嫌なのであろう! 小やみになるのを待っているのであろうと推測した。
近年は昔と違って変な毒性の混じった黒い雨なんてことはないで有ろう、変な健康増進錠剤では無いから口から飲み込むことは無い。


(次回に続きます)
                                 (おわり)


写真⑥ 同上④と同じです。