寒波襲来で自動車のバッテリーがへたってしまい、この歳で今後の車生活を考えるの巻き

2023年 1月31日(火曜)   kumanoayu


写真① 寒い中にも太陽がかかると気分も晴れ晴れする。下流方向に独特のデザインの西河
    原新橋、その少し下流側にJR東海道線の鉄橋(4車線)が有ります。


 今週からしばらく「晴れマーク」が続く天気予報だったし、先週からの寒波襲来の時雨等によって自動車に少し汚れが目立つので、久しぶりに洗車することにした。洗車機を使わない主義なので手洗いである。水道水なので基本的に冷たいものと相場が決まっている。よりによってこの寒波が居座っているこの時季に、無理をすることも無いのにと言う見解も有るかも知れないが、私はその見解には耳を傾けない。
ガレージが狭いので停車している定位置から約 50cm ほど前進させてから、作業を開始した。所定の作業が終わったので元の位置に戻そうと思ってエンジンのスターター操作を行った所、バッテリーのパワー不足でエンジンが不始動。


経験的にバッテリーの過放電が原因と判断した。前回、バッテリーがへたった時に交換してからそれほど経年していないので、少し納得できなかったがこの寒冷の気象条件が余計に悪く作用したのであろう。なんだかんだと自分であれこれ理屈を言い出しても、こうしてうんともすんとも始動しないので有るから、さっさと修復の手を打たないとあっという間に日が暮れて暗くなると、何を行うにも始末が悪い。足代わりなので動くものが動かなくなってしまうと、やはり生活に支障が出そうである。そうは言っても車が無くてもバス便も不便では無いので、たちどころに生活にこれと言って支障が出るわけでは無い。
便利が良かった条件が、少し我慢する生活になるだけのことである。ましてや今は健康生活追求の為、歩くことを重点的に生活に取り入れているのであるから、車が無くても良いではないか!
足腰が丈夫で移動にこれと言って不自由が有るわけでは無いが、今の今まで有った文明の利器が無くなるということを考えたらやはり抵抗がある。


写真② 安威川にて、カモが群れで仲良く生活しています。


老人による事故多発の現状から免許証返上の話題がかまびすしい。現に老人の引き起こす悲惨な自動車事故も多発する傾向にある。返上、返上の世論も喚起されてきている。それでも返上率が期待されるほど向上していないのは、ボケていないこと、五体満足で運転に支障が無いこと、運転技量も低下していないと自己認識していること、車が無い生活よりも利便性を考えるとあった方が良いと考える人が多いからであろう。
人間一度良い環境、良い生活を経験してしまうとなかなか容易にレベルを下げるということは難儀な話ではないのではなかろうか!
身近な所で免許証を返上した私の友人がいるにはいるが、彼の場合は視力が極端に低下してしまったというお気の毒な事情によるものである。その他の友人は私と同様に運転可能者である。


写真③ カモが団体で陸に上がって活動しています。(ネギは背中にしょっていません)


とに角エンジンが不始動なので永年会員を誇る(自画自賛で恐縮です)JAF さんに救援を求めることにした。最近の気象環境を反映してであろうか緊急救援 コール が多いようで到着までたっぷり2時間程要するとのことであったが、これは折り込み済みのことである。気長に待つしかない。


この歳なので自家用車は幾台か乗り換えて来た。お金もふんだんにあるわけでもないので、購入した車は比較的大事につぶれるまで乗る主義で有る。平均的に 10 年間、約 10 万km は走行している。今の車は既に従来の更新記録を突破して13年間、約14万km 走行している。この間無故障で性能的にもますます快調である。部品も消耗品と言えどもこれと言ってへたったことは無い。しいて言えば雨天時に必要な「 ワイパーブレード」を交換した程度である。
勿論「 タイヤー、 エンジンオイル 」等の必然的消耗品は論外である。


えらいさんから「死んでお金を遺しても意味が無いので生きてるうちに新しい車を買いなはれ!」と景気の良い言葉を掛けてくれて、少しうれしい気がするが、言うのはただである。いつまで待ってもえらいさんの財布からポンと飛び出る物が飛び出してこない。
寒波の影響でこちらも何かがへたっているのかも知れない!                                                                                                                                                            (おわり)

写真④ 紅梅が少し開き始めています。
    (安威川左岸・「永久橋」付近、裏法面側の住宅にて)