高度な設計技術者であるけれども紙幣や小銭を準備して切符を購入する友人を待っている AYU の巻き
2024年03月23日(土) kumanoayu
写真 ① 22日、週末の金曜日の安威川は 11 ℃前後、風は殆ど無く、太陽照射率も95% 程
度。寒くも冷たくも無く「お散歩日和」と言えよう!
散策開始地点から約 2,5 km 下流に来て踵を返し上流方向に「西河原橋」次いで
その上にR171号の「三島橋」(24.03.22)
友人の一人に京都人がいる。彼は高度な自動機械装置の設計者であった。
年に数回お会いしては京都の神社仏閣をくまなく案内して頂いたり、美味しいお食事などご一緒して頂いている。
移動するときの乗車券購入は AYU はさっさとスマートにカードでスイスイと実行しているが、一方の彼は自販機に接近してからボードの料金表示を眼鏡を通して見上げ、やっとこさで必要区間の料金を見いだし、一旦納得したうえで財布を取り出し必要なコインを “あーだこーだ” と選択してからようやっと自販機に落とし込む。
お札を投入しておつりを受け取ればシンプルで、その上早くてええのんと違うかと思うのであるが、小銭入れからその定額をきちんと取り出してから次に進むのである。何やかんや言うても、そこそこ時間がかかることこの上ない。いつも自販機のまえでお付き合いして待ちん坊である。
写真② JRの駅に設備されている「自動券売機」(ネットからの借用です)
これほど電子機器を駆使して高度な技術者頭脳人間として優秀な設計を職業としてきた彼のこの行動スタイルが、はばかりながらこの AYU には理解出来ないことの不思議なひとつである。
おっとりと、どっしりと、そして自分のスタイルを悠然と堅持している京都人の悠久さを見て、いつもドタバタの大阪人 AYU はお手本としないといけないのであろうか! 春直前の蕾を眺めてはこの年になって尚嘆息しているのである。
そういえば最近寒さにことよせて、この京都の御仁とは昨年秋に大津の「石山寺」門前にある茶店でお食事会をご一緒して以来である。
桜の開花状況を見ながら「醍醐のお花見」とでも洒落込みますか!
(おわり)
写真③ 醍醐寺(京都市伏見区) ネットからの借用です。
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